ウォール・ストリート・ジャーナルが21日、FRBが来月FOMOで政策金利を0.75%引き上げるとともに、12月会合で利上げ幅を縮小するか議論するとのことから、利上げペース鈍化が意識され、市場へ買いが集中したようです。
先週末、米国時間で日本政府・日銀の円買い・ドル売り介入が実施した模様。財務省は明言しておらず、覆面介入ということになります。月末には明確になります。
本日、大証金と日経225は、簡単にコメントします。
【大証金】
先週末、日本政府の介入(日本政府は明言しておらず)により、大証金は私の予想レンジ内で動きました。会員サイトでは掲載しております。ただし、先週末リアルタイムに値段お見ていると、「まだ下がりそう。まだ上がりそう。」といった雰囲気もありました。そのため、上手くこの動きに対応することができなかった方もいらっしゃったと思います。ここは、ドル円次第の動きと予想し、引き続き逆張りスタンスで見るのが良いでしょう。
【日経225】
日経225は、まだ日足で買い転換していませんが、引き続き10月SQ値26666円を起点とし、〇〇方針とします。ただし、中国3期目の習近平指導部がスタートしたことで、中国経済に対する不安感もあるようです。よって、ロスカットを設定したトレードを試みるのが良いでしょう。
【大証白金】
さて、大証白金ですが、本日150円も上昇しました。正直、ここまでの上昇は想定外です。まず、テクニカルが買い転換したことに加え、先週木曜日あたりNY市場にまとまった買いが入ったように見受けられます。テクニカルが未だ日足で買い継続であり、売りの根拠は正直ありません。ただし、私の使用しているテクニカルチャートが買われすぎ・上昇しすぎを表しており、25日移動平均線との乖離率も5%を上回ったことで、ほぼ全ての逆張り指標で買われすぎの状況です。
しかも、本日からNYプラチナ価格がスポット価格を上回り、大口投機家が強気になっていることが理解できます。南ア・プラチナETFの保有残高も減少していることを考慮すると、大口投機家の買いが中心となり、今回の相場を形成していると判断しております。
私自身、〇〇〇〇円からは買われすぎと判断しているため、引き続き下げずに反発したところは、売り勝負していきたいと思います。
ドル円に関しては、今回日本政府が介入したのであれば、いずれ円高に向かう可能性が出てきたと判断しております。ドル不足が騒がれている中、円買い・ドル売り介入に踏み切っているのであれば、需給バランスが改善されると考えております。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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