昨日発表の9月米新築住宅販売件数が、前月比−10.9%と市場予想は上回ったものの、住宅市場に対する需要の弱さを確認する結果となりました。(FRBの大幅利上げによるもの)
昨日もお伝えしましたが、市場は今年12月、来年以降のFOMCをややハト派に見ているようです。12月会合では、0.75%から0.5%利上げに止まると予想し、昨日も米長期国債利回り低下、ドル安、ⅤIX指数低下となっております。ⅤIX指数が28ポイントまで低下してきたことを考慮すると、市場はやや楽観ムードになっているように思います。
ほとんどのコメンテーターが、ドル円145円からの円高はないと予想しております。ただし、私は以前から述べているように、最終的には130円~135円レンジで落ち着くと予想しております。その前に、145円をドル円が下回るかポイントになります。(本日の会員サイト一部抜粋)
以前から述べているように、日本政府が2回以上円買い介入したことは、無視できません。すべてに関し言えることですが、日米の金利差が拡大しているから150円、若しくは160円まで円安が進むといった根拠は、根拠ではありません。相場は、大口投機家が動かしており、それに流れが加わると、今回のような円安を招きます。その流れは、何回も続くものではなく、2回~3回が目安になると予想します。今回は、2段上げです。ドル円は、ピークアウトしたと判断しております。本日は、145円を下値支持線にしていましたが。
【そのことを踏まえて】
大証金は、以前から逆張りの売りを提案し、本日利益確定できました。本日の会員サイトで述べましたが、新補10月限が〇〇〇〇円を終値で下回ったため、もう一段安の可能性があります。今は、短期売られすぎであるため、反発も考えられますが、今までの予想レンジを切り下げて、反発したところを売り直すのが良いでしょう。
大証白金は、〇〇〇〇円以上は売り勝負と考えております。つまり、その価格以上は買われすぎの領域です。(詳しくは会員サイトのチャートをご覧ください。)売りの根拠は、①買われすぎであること②プラチナ現物価格よりもNYプラチナ価格が、4~7ドル割高であること③円安に対する巻き返しがあると予想していることなどです。②は、先物市場が現物市場よりも割高になるということは、当業者の現物売りが入りやすいと考えております。現物市場より先物市場が割高、割安になるのは、やはり大口投機家のポジションの偏りによるもの。そのため、同筋が買い煽った相場、売り叩いた相場は、行き過ぎる相場を形成します。その反省は、必ず行われると私は思います。そのように考えると、今のプラチナ相場を買おうという気にはなりません。どこかで、景気後退懸念による円高、商品安があると予想しております。
日経225は、会員サイトで述べている通りです。ロスカットを設定し、買い拾いとします。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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