東京金は、7月の4400円以上から徹底的に売り方針とお伝えし、9月末の4200円台からは売り玉の利食いを薦め、4200円台からは売るつもりはないとしながら、10月初旬の4100円台からは徹底的に買い方針をお伝えしてきました。今現在は4100円台の買い玉を維持したままです。
さて、東京金ですが、NY金1250ドル、東京金4150円は下値の目安になると考えております。NY金の取組は約66万枚から50万枚割れまで減少し、買い方ファンドの手じまい売りが出たようです。50万枚割れを演じてから、ここにきて徐々に取り組みが増加しております。ファンドの買いが若干出始めているようです。
なぜ金は買いなのか!?金は以前からお伝えしていますように、米国以外の各国中央銀行が緩和に動き出してきており、ECBや日銀はマイナス金利を導入、そのため金利を生まない金にも資金が回り始めております。ましてや、米国が利上げをするとしましても、今まで緩和した金額の回収をすることはできず、緩和状態に変化するとは思えません。考え方としましては、米国が利上げするといった材料では、上値が重くなりますが、大きな流れには変化はありません。そう言ったことから、買いはもうしばらく維持していきます。ただし、NY金の11月4日の大陰線は上値の抵抗・上値の圧力になりえますので、今は欲張らずに行きたいと思います。
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