先週末の米国雇用統計は、非農業部門雇用者数26.3万人増加(市場予想20万人増加)、失業率3.7%(同3.7%)、時給率前月比0.6%(同0.3%)、前年同月比5.1%(同4.6%)と、強い結果になりました。そのため、それまで下落していたドル円は、2円近く反発しました。しかし、未だ0.5%利上げ確率は、79.4%となっております。(5日午後1時前後)
【大証金】
大証金は、会員サイトで再三述べましたが、7750円以下で利確成立しました。先週、ドル高になるとNY金は再び1800ドルを割り込むと予想していましたが、その反面、ドル高にならない限り1800ドルを割り込みにくいとも考えております。ただし、円高が終了したとは思えず、大証金は円高分、上値が重くなると予想しております。引き続き、戻れば売り対処で考えていきたいと思います。
【大証白金】
大証白金は、2日間下落しております。基本は、戻り売りと考えております。その理由は、以前にも指摘していますので、そちらをご覧ください。本日は、大口投機家にウォッチしてみたいと思います。
こちらは、NYプラチナの日足チャートになります。先週末公表のCFTC建玉明細を見ますと、やはり大口投機家の買いポジションが増加していました。しかし、この数字は、先週火曜日までのものになります。そこから3日間相場が動いております。それをどのように分析するかですが、大口投機家の特徴をもとに考えると、先週水曜日以降も同筋の買いポジションが増加したと判断しております。その理由としては、①のNYプラチナ取組みが、2日間で2728枚増加しました。同筋が買ったため、取組みが増加してと判断しております。ただし、先週金曜日の取組みは明日公表されるため、その日は少し減少している可能性があります。しかし、①の取組みを下回ることはないでしょう。
今のNYプラチナ相場を支えているのは、③のロウソク足になります。ここを起点として、同筋の買いポジションが、約7000枚増加してきました。そのため、この買いが減少してこない限りは、相場の下値をサポートします。私個人的には、いずれ同筋の買いポジションは、減少すると予想しております。その一方で、再三述べているように、大口当業者の売りポジションは、現時点でほぼマックスです。そのポジションの利食いが出てくる水準まで下落すると予想します。
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