引き続き、大証白金の見通し。12:54

 大証金、大証白金、日経225ともに、反発場面は売りの意識を持って対処するのが良いでしょう。

 いつも大証白金をメインにコメントしますのは、相場にストーリー性があるからです。いろいろとヒントがあり、正解か否かは、後から分かることですが、分析し甲斐がある商品です。

お客様、会員様は、会員サイトもご参考にしてください。

本日も昨日に引き続き、プラチナに関してコメントしたいと思います。

 こちらのチャートは、上からNYプラチナ日足、ドルインデックス日足になります。私は、数か月前から金融政策相場になっていると指摘しました。当然、プラチナ独自(南ア供給不安、中国の買いなど)も無視はできませんが、景気が悪化した場合、工業品需要減少懸念が強まり、供給不安にもかかわらず、相場が下落することは多々あります。それが、大口投機家の偏りと考えます。大口投機家は、材料を先取りし、今私たちが分かっている材料は、既に織り込まれていると考えて良いでしょう。(更なる材料が出てくるまでは)

 話は、チャートに戻しますが、ご覧いただいてお分かりになるように、ドル安になるとNYプラチナは反発します。①では、ドル安に振れたことにより、NYプラチナ市場で大口投機家が買い増ししてきました。そのためNYプラチナは、1074.15ドルまで上昇しました。ただし、①に比べて、今は更にドル安です。本来ならば、NYプラチナが高値更新してもおかしくはありません。このことは、大口投機家の買いポジションが、マックスになった表れと考えております。

常に、ドル安になると、未だNYプラチナに買いが入りやすいものの、赤線である980ドル近辺を終値ベースで下回るようならば、同筋の手仕舞い売りが出やすくなると予想します。

恐らく、ドル円は、日柄調整が必要でしょう。そのことから、円反落に対するドル高が、NYプラチナの売りを誘うように思います。

ここまでは、現時点の相場の流れを予想したものです。

ただし、再び大証白金が大幅下落した場合は、リバンド狙いの買いも有効と考えます。そのことに関しましては、会員サイトで指摘します。

お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

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