今年も残すところ、あと1.5営業日となります。
1年間ご愛顧いただき、ありがとうございます。
明日31日と、来年1月3日は、会員サイトのみの更新といたします。
来年も宜しくお願い致します。
昨日と本日の内外マーケットは、薄商いの中、行ったり来たりの相場展開となっております。
会員サイトでも常日頃お伝えしていますが、安値を売る相場ではなく、戻り(反発)を売る相場と考えております。このことは、金融商品全般に言えることです。
大証金に関しましては、リスクヘッジの買いが入りやすいため、今から大崩れする相場ではないと予想しますが、上値にも限界があると考えます。そのため、引き続きここからの戻りは売り目線、〇〇〇〇円台は利確優先とします。
大証白金に関しましても、9月以降時間足での売られすぎがありませんでした。買われすぎの相場は何度も見てきましたが、売られすぎの相場にならないため、ネガティブ要素を織り込んでいないと判断しております。昨日も指摘しましたが、引き続き4300円台は売り目線で考えたいと思います。ちなみに、NYプラチナ価格は、プラチナ現物価格に比べ7~12ドル割高となっております。
日経225は、以前から指摘していますが、25000円台は弱気する相場ではないと考えております。しかし、NYダウが下抜ける懸念もあるため、戻りは売り目線で考えるのが良いでしょう。
今年は、世界中で物価が上昇したことから、FRBやECBなどの中央銀行が、大幅利上げを繰り返した年でした。そのため、ドル円は150円台まで上昇し、日銀は2度の円買い介入を実施。金融商品全般、中央銀行の利上げ、若しくは利上げ幅を意識しながら、インフレ動向、景気動向に着目した年と言えるでしょう。
私は、大証金、大証白金でも金融政策相場とお伝えしてきました。これは、金融緩和や金融引き締めに対しての目途が立たないため、どうしてもその材料に注目せざるを得ないといったところでしょう。市場は、不確実性を嫌いますので。
来年上半期は、大方世界中央銀行の利上げを織り込み、インフレ鎮静、景気後退を価格が織り込むようならば、下半期は上向きになると予想します。
目先と大勢を読み解き、来年も頑張ってまいりたいと思います。宜しくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
~ファーストトレーダーズ管理人:高橋~