NYプラチナは、現物価格を下回った。17:36

【大証金】

 大証金は、買い目線です。短期トレンドが変化したことで、今まで7930円以上は強気を控えるようにお伝えしてきましたが、以前からのレンジを30円引き上げて、トレードするのが良いでしょう。NY金取組高は、426,116枚まで減少しました。直近の高値2月2日1959.1ドル時点から約50,000枚減少したことになります。恐らく、大口投機家買いポジションの処分によるものと考えます。これ以上、NY金の取組高が減少することは予想しにくいため、NY金が下げ続けることは困難と考えます。しかし、繰り返しの話になりますが、それだけ同筋が手仕舞い、すぐに買い直すとは考えづらく、当面レンジ幅を狭めて考えるのが良いでしょう。

【大証白金】

 大証白金は、昨日コメントしたように、上値の重い展開となっております。昨日は、最低でも2日間上値が重くなると予想していましたが、本日前日の安値を下回ったため、更に2日間上値が重くなると予想します。しかしながら、本日日本時間でようやくNYプラチナが、プラチナ現物価格を1~2ドル下回りました。つまり、現物よりもNYプラチナが割安になったということになります。これも繰り返しの話になりますが、以前私が大証白金高値圏で強気しなかった理由の一つとして、現物価格よりもNYプラチナが16ドル~20ドル割高だったからです。昨日のコメントでは、ほぼ同水準と伝え、本日は割安になり、現物筋の買いも入りやすくなると予想します。ただし、昨年7月あたりは、NYプラチナが現物より10ドル以上割安の場面もありました。もうしばらくは、不安定な動きを予想しつつも、依然リバンド狙いの買いと考えます。

 私の持論ですが、相場を分析するには、材料を並べるよりも、大口投機家がどのような動きをするか、現物業者がどこでなら買いたいのか予想した方が早いと考えます。大口投機家が、何をネタとして買っているのか、それとも売っているのかを理解し、割安になった場合は弱気しないで静観、若しくは試し買いをしてみるのが良いと考えます。移動平均線一つを取っても、理解することができます。(材料は解釈の違いで、意味合いが変わる場合があります。)

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