大証金と大証白金は、短期トレンドが異なる。10:33

 昨日は、米国要人タカ派発言により、ドル高・円安が進みました。以前から伝えしているように、円高の流れは一旦終了し、130円~135円レンジに治まると予想。仮に、135円以上の円安になったとしても一過性のものと考えます。そのため、あまり円高を意識しない方が良いと考えます。

 

 大証金は、昨日もコメントした通りの動きとなっております。詳しくは、会員サイトに掲載していますので、そちらをご覧ください。引き続き、買い目線で見ていきます。

 

 大証白金は、昨日夜間取引で3930円まで下落したものの、現時点では3980円前後で推移しております。昨日は、現物価格よりもNYプラチナ価格が下回ったことから、かなり大口投機家が弱気していると判断することができます。しかも、ここ数日間のNY市場下落に対し、取組高が増加しているということは、同筋の新規売りが活発に入っていると思われます。コロナショックやリーマンショック等のショック安の場合、同筋は大幅買い越しが目立ちました。そのため、あのような大幅下落を演じたわけですが、今回は既に売りポジションを増やしていることを考慮すると、ここからのショック安の可能性は低く、同筋のショートカバーが入りやすいと考えます。

ただし、短期的には、やはり数日間上値の重い展開を予想しております。よって、突込みは弱気せず、静観するか、それともリバンド狙いの試し買いをするかの2択にしたいと思います。捕捉しますが、仮に内外とも反発した場合、同筋のショートカバーによるものと考えているため、そのような状況であれば、買い玉の利食いを意識するのが良いでしょう。

 

 日経225は、一進一退の動きとなっております。会員サイトで述べているように、今の段階では〇〇〇〇〇円以下は弱気出来ず、その一方で〇〇〇〇〇円以上は強気できません。よって、日経平均PERが13倍台であることから、引き続き売り目線で見ていきたいと思います。

お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

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