金融商品全般、安心感広がる。17:58

 先日の中国PMIや香港のマスク着用義務終了等を好感し、市場に安心感が広がっているようです。その一方で、ユーロ圏の消費者物価指数高止まりや、米国経済が予想よりも悪化していないことなどから、インフレに対する利上げ長期化が意識されています。

 

 大証金は、引き続き押し目を買い拾いで考えていきたいと思います。天井を意識するよりは、相場の流れに乗る方が良いでしょう。ただし、私自身押し目を買えていないのも事実です。会員サイトでも述べましたが、新規買いをする場合は、必ず125時間の安値をロスカットの対象にするのが良いでしょう。(値ごろ感は避けましょう。高いのは高いなりの理由がありますので。)

 

 大証白金は、引き続き売り目線で見ていきたいと思います。やや短期トレンドが上向きになっているため、突込みは買い拾われやすいものの、高値を追うほどの相場に発展しないと考えます。繰り返しの話にはなりますが、欧米ではインフレ退治のため、大幅利上げ、若しくは利上げ長期化が意識されると考えます。そのため、ある程度の景気悪化は避けられないことでしょう。しかも、中国筋の現物買いは、昨年よりも低迷していることも、下振れリスクがあっても不思議ではありません。今後4日以降の大証白金動向がポイントになりそうです。

 

 日経225は、本日大幅高となりました。昨日米国3指数が軒並み反発したことや、中国・香港株価も反発したことで、売り方のショートカバーが入ったように思います。来週末メジャーSQを迎えるにあたり、ポジションの縮小が行われたようにも思います。ただし、本日の3月・6月限は短気買われすぎとなっており、いずれにしても来週の状況で売りポジションを解消したいと思います。

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