今週の重要イベントは、日本時間8日午前0時パウエルFRB議長の議会証言、同日22時15分ADP雇用統計、10日日銀金融政策決定会合、同日22時30分米雇用統計になります。恐らく、ADP雇用統計の数字が、市場予想外であれば、そこで大きな変動があると考えます。
【大証金】
大証金は、会員サイトで述べた通りになります。値ごろは無用であり、一気に上昇するかは別として、押し目は買い拾いで考えたいと思います。注意すべき点は、やはり米雇用統計です。全てにおいて市場予想以上の良好な内容であれば、ドル高・NY金安も考えられます。しかし、まだ下値は浅いと予想しております。
【大証白金】
大証白金は、以前から述べているように4100円台は売り目線です。恐らく、数日間は下げ渋りを見せると考えておりますが、以前からお伝えしているように、一旦大口投機家が手じまい売りをしてきた商品に関して、すかさず買い直されるとは考えられません。しかも、中国筋の買いは目立たず、以前のような上昇相場はイメージしない方が良いでしょう。多くの方から南ア電力不足に関し問い合わせいただきますが、どちらとも捉えることのできる材料であることを理解しておくべきでしょう。南ア電力不足により南ア経済不安が懸念されております。そのため、南アランドは安値圏で推移しております。このような状況で、プラチナが買い進まれるとは思えません。今は、下げすぎた反動・900ドルを抵抗にした反動であるため、再び下値を試すと予想しております。
【日経225】
日経225は、本日も上昇しました。先週末に海外投資家が6月限を滅多買いしていたので、恐らく今週いっぱいは下げ渋りを見せることでしょう。押したところでは、売りポジション解消したいと思います。しかしながら、以前から述べている通り、日経平均株価PERは13倍台のままです。つまり、EPS(一株当たりの純利益)が上がるか、日経平均株が下がらない限り、この修正はありません。つまり、今週末のメジャーSQ以降は、再び売り叩かれる可能性があり、売りポジション解消後、徹底して売り目線で考えたいと思います。
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