問い合わせがありましたので、その事について応えたいと思います。
全ての金融商品に言える事ですが、例えば、相場が上向き・下値切り上げチャートを形成している場合、上値を意識するのではなく、下値を意識するのが、良いと考えます。(上値が重い評価をするのではなく、底堅いとの評価になります。)色々な指標の使い方はありますが、簡単な見方は、高値から5日移動平均線を終値ベースで下回った時は、修正安を警戒する必要があります。それ以外は、買われ過ぎにならない限り、買い主体で考えるべきでしょう。(買われ過ぎ、売られ過ぎの相場は、いずれ価格修正を演じます。)
こちらのチャートは、大証金日足になります。ここまで上昇したのには、いくつかのストーリーがあります。①~③のロウソク足が、ここまでの相場上昇をけん引したと考えます。つまり、このロウソク足が、相場の軸です。④の上値抵抗を上抜けないからと言って、弱気する理由にはなりません。そのように考えるのが、自然なことでしょう。
【大証金】
大証金の場合は、昨日に引き続き、〇〇〇〇円台は買い拾いと考えます。しかし、ストップロスは必須。ここ最近の米国金ETF減少により、NY金2000ドルを終値ベースで維持できるかがポイントになります。
【大証白金】
大証白金は、本日も反発しました。この背景には、米国経済指標良好、パラジウム反発が考えられます。ドル高・ドル安は、それほど影響していないように思います。繰り返しの話になりますが、日足・中期チャートでは買われすぎの領域です。時間足・短期チャートは上向きを維持しております。高値警戒のサインは、陰線です。前日のロウソク足を包むほどの陰線です。それ以外は、まだ買い気が強いと判断すべきでしょう。ただし、先ほども述べたように、現在価格で買われすぎの領域である以上、遅かれ早かれ修正安を演じると予想しています。そのことから、〇〇〇〇円台は投資資金3分の1程度で売りスタンスとします。
【日経225】
本日、日経平均株価が4月SQ値を上回りました。そのため、基本は買い継続です。ただし、私の見ている中期チャートでは、〇〇〇〇〇円以上が買われすぎの領域になります。しかも、VIX指数が16ポイント台ということも、やや警戒しながら買っていく必要があります。昨日もコメントしたように、当面28200円~〇〇〇〇〇円レンジをイメージしています。
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