ゴールデンウィーク中のイベントを簡単にまとめてみます。
日本時間4日発表のFOMCでは、市場予想通り政策金利を0.25%引き上げ、5.00-5.25%に決定。その後のパウエル議長の記者会見では、今後の利下げを否定した一方で、利上げ停止を示唆する発言がありました。
同日ECB理事会では、市場予想範囲内で政策金利を025%引き上げ、3.75%に決定しました。その後のラガルド総裁の記者会見では、インフレが高すぎるため、今後も利上げを継続する発言をしました。
5日米雇用統計では、非農業部門雇用者数が25.3万人増(市場予想18万人増)、平均時給前年同月比4.4%上昇(同4.2%上昇)、失業率3.4%(同3.6%)という結果でした。
FRBは、今後のデータ次第で利上げを停止する可能性があります。一方ECBは、今後もインフレ抑制のため利上げを視野に入れていくことでしょう。米雇用統計に関しては、米国経済減速が後退した内容となりました。
【大証金】
大証金ですが、基本は買い主体で臨むのが良いでしょう。日本の大型連休中に、米国ETF保有残高が7トン以上増加していました。そのことを考慮すると、根強い金人気が背後にあると考えます。ただし、会員サイトでも述べているように、飛びつき買いは避けていきたいと思います。
【大証白金】
大証白金は、米雇用統計の良好な数字により、大幅切り返しとなりました。以前からNY市場で1060ドルがポイントと指摘し、4日にその価格を下回ったのですが、それほど大口投機家の手仕舞い売りが出なかったことで、反対に売り叩いていた大口投機家のショートカバーがヒットしたように思えます。先週末のCFTC建玉明細を確認すると理解できます。率直な考えは、逆張り〇〇方針です。仮に相場が上下に動き続けるとしても、日柄が必要と思います。そのため、逆張りを意識しておくのが良いと考えます。
【日経225】
日経225は、先週末の米雇用統計によって、米景気減速懸念が後退したことでNYダウが反発、そのことを受け再び29000円台を乗せることになりました。大証白金同様、日経225が上下一方向に動くとしても、日柄が必要と考えます。しかも、今週末には日本企業決算が1100件以上予定しております。来週月曜日も600件近くあります。そのように考えると、来週月曜日までは企業決算発表を睨んだ動きが予想できます。ただし、会員サイトで述べているように、〇〇〇〇〇円以上は強気したくありません。むしろ、、、、。
無料会員サイトは、金・白金の場合、9時前後更新いたします。日経225は、9時30分~10時を予定しています。会員サイトと一般サイトは、同じ見解であり、トレンドに関して会員サイトが明確になっております。お客様、会員様は日々の短期トレンドをご確認ください。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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