商品次第では、円安がサポート要因。17:45

 バイデン米大統領と野党共和党は、27日に債権上限の引き上げで基本合意に達したと複数のメディアが報じました。31日の法案で採決するにあたって、党内をまとめることができるかがポイントになります。

 6月13日、14日のFOMCで0.25%利上げ確率が、据え置き確率を上回りました。そのため、ドルが堅調に推移していると考えております。円に関しては、あまり円高は意識しなくて良いと考えます。22年の円安の修正は終わり、昨年のような大幅円安は考えにくいものの、当面円安水準を維持する可能性が高いと予想します。ドル円の予想レンジは、139.5円~142.5円。

【大証金】

 大証金は、引き続き買い主体の狭いレンジでトレードするのが良いと考えます。ストップロスは、以前から指摘している通りです。利食い目安は、本日会員サイトで掲載しております。

 先週末公表した米CFTC建玉を見ますと、やはり大口投機家が買いポジションを減少していました。再三指摘していた通りです。ただし、同指標は23日までの数字であり、24日以降も恐らく10000枚程度同筋の買いポジションが減少していたと考えます。ドル高が意識されると、まだ減少する可能性はあります。しかしながら、大証金は円安がサポートになり、換金売りをするようなサプライズ材料がない限り、一定レンジで動くと予想します。万が一のために、ストップロスは必須。

【大証白金】

 大証白金は、本日会員サイトで、新規売りが成立しました。当然、ストップロスは必須です。詳しくは、会員サイトに掲載しております。

 先週末公表した米CFTC建玉を見ますと、大口投機家の買いポジションは増加していました。ただし、同指標は23日までの数字であり、24日以降は恐らく3000枚程度減少したように思います。白金の場合は、以前にも指摘しましたが、高値圏で実需の買いが出にくい商品です。南ア電力不足によりプラチナの生産減少が意識される一方で、南ア経済悪化により通貨ランド安更新となっております。しかも、同国ではインフレ抑制のため、大幅利上げに踏み切っていることもプラチナの重しになると予想します。

【日経225】

 日経平均株価指数は、先週末NYダウが反発し、円安も重なったことから大幅高でスタートしました。多いか少ないかは、正直判断できませんが、海外投資家は日本株を4兆円近く買っているようです。恐らく、米国株式市場が買いにくいため、日本株を買ってきていると思われます。

 日経225の会員サイトでは、再び〇〇〇〇〇円以上で最小金額の試し売りが成立しました。この売り玉は当面様子見たいところですが、天井を打ったと判断するのは時期尚早です。そのため、突込みがあれば利食いも考えたいと思います。

無料会員サイトは、金・白金の場合、9時前後更新いたします。日経225は、9時30分~10時を予定しています。会員サイトと一般サイトは、同じ見解であり、トレンドに関して会員サイトが明確になっております。お客様、会員様は日々の短期トレンドをご確認ください。

 お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

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なお、会員も募集しております。お気軽にご参加ください。

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