先週末の米国雇用統計結果は、以下の通りになります。
非農業部門雇用者数:33.9万人増加(予想19万人増加)。平均時給:前月比0.3%上昇(同0.3%上昇)、前年同月比4.3%上昇(同4.4%上昇)。失業率:3.7%(同3.5%)
雇用者数がサプライズとなり、未だ米国経済が堅調であることが明らかになりました。そして平均時給は鈍化し、失業率が悪化したことで、今月会合の利上げ確率が低くなったことが米株式相場に安心感を与えたように思います。加えて、米国債務上限停止法案が上院でも可決したことも上昇要因と考えます。
大証金は、会員サイトで述べている通りです。突込み買い拾いが成立しました。引き続き、ストップロスを設定し、一定レンジ内での買い主体トレードと考えます。
大証白金は、会員サイトで述べている通りです。戻り売りが成立しました。ストップロスは、必須。ここ数日間、南ア・ランドが下げ渋っていることもあり、大証市場はやや堅調に推移していると思われます。しかし、プラチナをテクニカル面、米国内部要因を見ても、上昇しにくい相場と判断しております。円安が大証市場の下値サポート要因と考えますが、高値覚えで安易に買うのは控えたいところです。
日経225は、恐ろしい相場になってきました。先週末のコメントでは、今週メジャーSQまで上がる可能性があり、売り方に注意喚起をしました。しかし、私の想像以上の動きとなっております。海外投機筋が大量に日本株を買っているとはいえ、このような相場展開になりますと理屈やテクニカルの買われすぎは通用しません。SQまでは、あまり決め付けせず静観するのが良いでしょう。ちなみに、6月限の売り玉は、SQ前に9月限へ乗り換えを考えたいと思います。
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