本日は、都心で54年ぶりの積雪を観測しました。今でも雪が降っております。この寒さに負けず頑張っていきたいと思います。
さてさて、相場の明暗が分かれております。株・ドルが強い反面、貴金属が弱含んでおります。先日、ゴールドマンサックスのコモディティーの組み入れを増やすとのコメントにより、東京金を4200円台かいとお伝えしましたが、本日同市場で4250円台まで値を下げました。私自身は弱気しておりませんが、23日のNY 市場で心理的な節目の1200ドルを割り込んだため、もうしばらく整理商いが続く可能性があります。1200ドルを下回った理由としましては、昨日の22時30分の10月耐久財受注(前月比)1.7%上昇予想でしたが、結果4.8%上昇だったため、ドル高・NY金安となり、決め手は本日朝方に発表されましたFOMC議事録で12月の利上げが濃厚となったことから、買い方ファンドの手じまい売りが出たようです。NY金の出来高は推定47万枚と、ほぼ取組と同じくらいの出来高になりました。ここでかなり取組が減少したと考えております。
ここからのポイントは、やはりドル円の動きになります。ドル円は、某著名投資家がかなり強気しております。ただし、そこまでドルが買われるのか疑問ですが・・・。私のイメージは、110円を挟んだプラス2円と考えており、そのためNY金は1200ドルを下値とし、1250ドルまでの反発をイメージしていましたが、外れてしまいました。しかし、ドルが強いうちは、東京金の急落にも限界があり、ドルが修正すればNY金の反発が予想されるため、東京金の4200円では買いポジションを持っておきたいと思います。しかし、12月安値の可能性もあるため、ここは小刻みに売買することをお勧めします。上も下も大相場はないと考えております。
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