本日21時30分、米CPIコア指数の発表があります。市場予想は、前月比0.4%上昇(前回0.4%上昇)、前年同月比5.2%上昇(同5.5%上昇)とインフレ鈍化見通しとなっております。そのため、FOMCで利上げ見送りと予想され、フェドウォッチによる利上げ据え置き確率は8割を超えました。
ということは、本日の米CPIコア指数が市場予想を上回ったり、FOMCでターミナルレート(最終着地点)が引き上げられると、サプライズになりやすいと考えられます。詳しくは、昨日のコメントもご覧ください。
【大証金】
大証金は、やはり一定レンジ内での動きになっております。FOMCの結果が、世界各国に伝わらない限り、動きにくそうです。ただし、NY金市場における大口投機家の買いポジションや同国ETFの減少にもかかわらず、NY金1950ドルを維持していることは、やはり各国中央銀行の金購入が下値をサポートしているのでしょう。大証金に関しては、円安がサポートすることになるでしょう。
【大証白金】
大証白金は、やはりジリ安となってきました。再三述べている通りです。詳しくは、昨日のコメントをご覧ください。NY市場で予想通り1000ドル割り込みましたが、思ったほど商いは乏しかったと考えます。当然、昨日は大口投機家の投げ売り(手仕舞い売り)が出たと考えますが、まだ底値と決めつける相場ではありません。相場は、流れに合わせるしかありません。今年4月の上昇トレンドでは、弱材料は無視されました。強材料が表となり、大口投機家が買い煽りを見せました。ただし、一遍天井を打った相場は、弱材料が表となります。ご存知かと思いますが、天井では強材料が多く、底値では弱材料が多くなります。そのため一般投資家は、天井を買い、底値を売ってしまうケースがあります。その見極めが、相場には重要ということです。
よって、引き続き売り目線で臨みたいと思います。仮に、一気に〇〇〇〇円近辺まで下落した場合は、一旦売る必要はなくなります。日柄と値幅を考慮して臨みたいと思います。
【日経225】
日経225は、本日高値更新となりました。そのため、キーリバーサル消滅ということになります。ここまで上昇すると、簡単には下がりにくいと考えます。テクニカル面では買われすぎになっておりますが、押せば(下げれば)買い拾いたい投資家が多数いるため、それらを吸収する時間が必要と考えます。つまり、一番天井はないと予想します。
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