東京金は、前々回4200円台は買い方針とし、その理由として円安に対し、NY金1200ドル前半では実需の買いが入っているため、東京金は4200円台(4300円割れ)は買い方針としました。・・・が、しかし、NY金はFOMC議事録の公表により、ドル高・NY金安となり、一時東京金で4250円台まで売り叩かれ、私のイメージとは異なりました。
それでは、今後どうなのか考えてみることにします。11月22日のNY市場で一気に取り組みが減少し、46万枚前半まで減少しました。23日には21.9ドルの下げをNY金市場で演じたため、更に取組は減少し、出来高は推定47万2232枚とほぼ取組と同じくらいの大商いとなりました。これは、ファンドの買い玉のロスカットを中心とした下げに対し、新規売りが入ったためのものと推測いたします。
心理的な節目1200ドルを下回ったことから、来月4日の米雇用統計、来月14日のFOMCまでは1200ドルを上値の抵抗とし、売り叩かれる相場になりそうです。ただし、円安により下値をサポートすることもあり、大きな急落は考えにくいと思います。よって、NY金市場が売られ、東京市場〇〇〇〇円どころは買い拾い、NY金市場で1190ドル以上では、東京市場の価格帯によっては売りを考えてみるのが、今のトレードの組み立てになることでしょう。大相場には発展しにくい相場。
※会員募集中です。2週間無料になっているため、お気軽にお申し込みください。