昨日は、各国で金融政策を発表しました。
スイス国立銀行は、政策金利を1.5%⇒1.75%(市場予想1.75%)
ノルゲバンク(ノルウェー中銀)は、政策金利3.25⇒3.75%(同3.5%)
トルコ中銀は、政策金利8.5%⇒15.0%(同21.0%)
イングランド銀行は、政策金利4.5%⇒5.0%(同4.75%)
そのため、FRBも利上げをするとの思惑が広がったようです。
次のイベントは、27日から始まるECBフォーラムになります。
【大証金】
大証金は、再び8800円台へ反発しましたが、突込みなき場合は買い見送りとします。米国金ETFの減少や、恐らく大口投機家の新規売りにより、NY金の上値が重くなっております。それと、以前にもコメントしましたが、トルコ中銀の金売却も考えられるため、安値を買い拾うしかありません。一方、中央銀行の金購入は、NY金の下値サポート要因になります。
【大証白金】
大証白金は、やはりジリジリと安くなっております。中国市場が休場であることや、NY市場における大口投機家等の限月乗り換えなどで、下がりやすい環境になっております。しかし、1週間ほど前にもコメントしましたが、買いを考えるならば〇〇〇〇円以下が良いと思います。そこまで下落無い場合は、日柄が必要になると判断しております。
4200円からは弱気する相場ではないでしょう。ここは中立で考えていきたいと思います。
NYプラチナが、930ドルを割り込んだから需給が変化したと判断することはありません。繰り返しの話ですが、需給とは目先の動向ではなく、しいて言うのならば下値・上値の目安と認識しておくのが良いでしょう。相場は、その道中での思惑が絡むものです。それを察知するのが、大口投機家です。つまり、需給だけを意識するのではなく、先ずは大口投機家がどのように動いているかを意識した方が、相場の流れに乗りやすいということになります。同筋が買いすぎ、売りすぎた場合は、必ず反対売買をしてきます。例えば、買いすぎた大口投機家が手仕舞い売りに出た場合、それをチャンスだと思っているのが当業者・現物筋です。最近で言うと、コロナショックの時がそうでした。
必ず安くなったものは上がりますし、高くなったものは修正します。そのリズムを意識してトレードするのが良いでしょう。
【日経225】
日経225は、本日大幅安となりました。会員サイトでは、33600円以上は売り方針とし、ストップロスを高値更新としました。もうしばらく、売り目線で見たいと思います。ただし、ストップロスは徐々に切り下げたいと思います。
無料会員サイトは、金・白金の場合、9時前後更新いたします。日経225は、9時30分~10時を予定しています。会員サイトと一般サイトは、同じ見解であり、トレンドに関して会員サイトが明確になっております。お客様、会員様は日々の短期トレンドをご確認ください。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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