昨日の米ADP雇用統計が、市場予想を大幅に上回ったことで、FRBによる2ヶ月連続利上げ確立が30%を上回り、ドル高・株安となったことで、NY貴金属市場に売りが波及しました。
本日の米雇用統計市場予想は、非農業部門雇用者数22.5万人増加(前回33.9万人増加)、平均時給:前月比0.3%上昇(同0.3%上昇)前年同月比4.2%上昇(同4.3%)、失業率3.6%(同3.7%)です。
既に、米国ADPでタカ派に反応したことで、むしろ雇用者数が市場予想を下回った場合の反応の方が大きいと考えます。(会員サイト抜粋)
【大証金】
大証金は、昨日8825円まで下落しました。そのため、会員サイトでの買い玉がロスカットとなってしまいました。ただし、売買方針は不変です。以前から述べているように、金に対する需要が根強い中、テクニカルは買い継続となっております。よって、方針転換する必要はないと判断しております。
【大証白金】
大証白金は、昨日下げ渋る可能性があるとしましたが、結果として4127円まで下落しました。これが相場の流れです。そのため、常に売りの意識が必要としております。会員サイトの売り玉は、そのまま維持とします。
本日米雇用統計次第では、昨日と反対の動きもあり得ると考えますが、前回もお伝えしたようにNYプラチナ市場における大口投機家の買いポジションが未だ整理していないと判断しているため、900ドルを底値と決めつけることは時期尚早です。
天底を打つ時は、同筋の買いポジション又は、売りポジションが増加した場合が多いものです。今回において、仮に同筋の買いポジションが減少しなかった場合、売りポジションが今まで以上増加しないと、相場が反転しないと考えます。つまり、市場がプラチナ自体を過度に弱気しない限り、底打ちと判断することは困難です。よって、まだ方針転換はする必要はないと判断しております。
【日経225】
日経225は、朝方やはり下落して始まりました。しかし、昨日も指摘したように、ソシオネクストが反発したことで、若干戻り基調になっております。ただし、戻した場面では、売りを意識していきたいと思います。このように日経225が安値から切り返すと、一般の方は3月~6月の上昇相場を意識することでしょう。そのように意識し始めたら、相場が転換する兆しになると考えます。多くの投資家は、上昇相場で高くなると買いにくいものの、高値を付けて下げたところ、若しくは高値を付け下げてから切り返したところが買いやすくなります。買いやすくなったところは、危険と考えるのが良いでしょう。
無料会員サイトは、金・白金の場合、9時前後更新いたします。日経225は、9時30分~10時を予定しています。会員サイトと一般サイトは、同じ見解であり、トレンドに関して会員サイトが明確になっております。お客様、会員様は日々の短期トレンドをご確認ください。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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