先週末の米国雇用統計の結果は、非農業部門雇用者数は、20.9万人増加(市場予想22.5万人増加)。
平均時給は、前月比0.4%(同0.3%)、前年同月比4.4%(同4.2%)。
失業率は、3.6%(同3.6%)でした。
市場は、賃金が上昇したことを受け、2会合連続利上げは意識しているものの、米国景気に対する不安感が出ているように思います。そのため、ドル安・円高に振れております。
【大証金】
大証金は、8800円を割り込んできました。短期トレンドを見る限り、数日間は上値の重い展開を予想します。しかも、ドル安にもかかわらず、NY金の反発が限定的であることも、やや上値に乏しいように思います。しかしながら、金は弱気する相場ではないと考えており、いずれは再度買いの意識をもって臨みたいと思います。
【大証白金】
大証白金は、保合い相場に入ってきました。NY市場で、900ドルが意識し始めていることから、なかなか大口投機家も売り叩きにくいように思います。先週末公表の米国CFTC建玉明細を見ますと、同筋が6000枚以上売りポジションを増加させてきました。売り叩いても下げ渋りを見せれば、反発も意識されることでしょう。
ただし、同筋の買いポジションも既に36000枚以上存在していることを考慮すると、ショートカバーによるNYプラチナ反発は長続きしないと考えます。よって、安値売るべからず、高値買うべからずの相場を予想します。詳しくは、会員サイトをご覧ください。
【日経225】
日経225は、やはり本日も下落しました。先週もコメントしましたが、本日までETF分配金捻出の売りが出やすく、それを知っている投資家の買いが出にくいこともあり、弱含みを見せました。基本は、更なる修正安を演じると予想します。当然、明日以降は買いも入りやすいと予想しますが、今週末のSQ次第では来週以降、売りを意識する相場展開が予想できます。
【相場を理解する上で】
※私は、買い主体、売りを意識するなどコメントしていますが、これはあくまでもイメージになります。売り目線の話をした場合、仮に新規で売れなかったとしても、新規買いしなければ再度チャーンスはあります。つまり、相場の流れが上方向なのか、下方向なのかを把握するのが一番です。
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