本日は、米雇用統計の発表があります。市場予想は、昨日掲載しております。
今月4日の米ADP雇用統計で、市場予想を下回る数字を好感し、米長期利回り低下が、金融商品全般のプラス材料となりました。しかし、本日の米雇用統計で、雇用者数が市場予想範囲、若しくは市場予想を上回る数字となれば、FRBの長期引き締め観測が強まり、米長期利回り反発、金融商品全般上値の重い展開の可能性もあります。いずれにしても、米雇用統計の発表と、来週中国市場休場明けがポイントになりそうです。
【大証金】
大証金は、昨日もお伝えしましたが、上値の重い商品ということを理解しながら、安値を更新するか確認する時間帯と考えております。昨日は、前日までの安値8700円を下回ったことで、短期トレンドは依然下向きのままです。そのため、どうしても戻りが徐々に低くなるのは仕方ありません。私は、金に関して売りは考えておりません。そのため、今回の下落は全く利益につながりませんでした。ただし、今回の下落相場を仮に売りで利益が出たとしても、今後の上昇相場を買いで対応することはできなくなると考えます。なぜならば、売ったり、買ったり器用に立ち振る舞うことは、相場において困難だからです。そのため、引き続き買いを意識しながら、状況を確認したいと思います。
【大証白金】
大証白金は、もうしばらく上値の重い展開が予想できます。その理由としては、大証白金の短期トレンドが下向きになっていること、NYプラチナにおいて大口投機家が売りポジションを増加させているからになります。目先の相場を意識する場合、短期トレンドが重要になります。しかも、大口投機家が新規売りをしているということは、数日間続くということになります。私の予想では、同筋の売りポジションが増加したのは、10月2日の大陰線からと判断しております。そうしますと、本日のNY市場で5日目です。期待を含めて、そろそろ打ち止めになっても不思議ではありません。来週中国休場明けとなるため、実需の買いが入るかにも注目したいところです。
【日経225】
日経225は、ここからの反発は強気できません。昨日、今日と信用売りの買戻しなどにより31000円を維持しましたが、こちらも短期トレンドは下向きのままになっております。そのため、上値に限界があると考えます。日経225は、大証金や大証白金と異なり、安値更新することは困難と予想しますが、それでも底堅く推移する時間帯が必要と考えます。よって、来週以降の相場を確認したいところです。
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