先週末の米雇用統計は、雇用者数が市場予想を上回り、米長期利回りが上昇したこともあって、米国金融商品の重しになりました。その日、米長期利回り上昇一服により、徐々に米金融商品全般下値を切り上げる動きになりました。そして、7日イスラエルとハマスの衝突で、中東情勢緊迫化から米長期利回り3.6%前半まで低下、NY原油、NY金が大幅高となりました。日本株式市場においては、中東情勢緊迫化により米国金融引き締め観測後退などで、売り方の買戻しが入ったように思います。
【大証金】
大証金は、今週が買われるか否か見るところとコメントした矢先に、大幅反発となりました。内外ともに売られすぎていた相場なだけに、今回のような大幅反発となりました。さすがに、付いていくのは困難な相場でした。ただし、今回反発したことで下値の目安が見えてきたことや、米長期利回り4.8%台への免疫もできてきたことから、〇〇〇〇円まで押すか分かりませんが、押し目があれば買い拾いたいと思います。
【大証白金】
大証白金も大幅反発となりました。先週末公表の米CFTC建玉明細を見ても、やはり10月3日時点で大口投機家の売りポジションが増加していました。今週からは中国も市場に復活することもあり、今週は買い場になると予測していました。しかし、その矢先に、今回のような大幅反発になりました。今回の大証白金上昇は、やはり米長期利回り上昇による米国景気後退のように思えます。当然、ドル高や中国市場休場もあってのことと判断しております。
今回大幅上昇したため、ある程度下値の目安が見えてきたと考えます。そのため、あるか否か分かりませんが、再度米長期利回り上昇により、NYプラチナが下落した場面では、買い拾ってみたいと思います。なぜならば、昨日のNYプラチナの出来高を見ましても、思ったほど増加していませんでした。つまり、大口投機家のショートカバーは少額のものと考えております。
【日経225】
日経225も大幅反発しました。お客様にも聞かれましたが、なぜこのように大幅上昇したかというと、全てが売られすぎていたからだと考えます。株式市場だけではなく、他商品までが売られすぎていたことや、個別株でも以前コメントしたようにRSIが30%を下回っていた銘柄がほとんどでした。私のお客様は、その時に個別株を買っていただきました。大証金、大証白金同様、あるか否か分かりませんが、2番底を意識し、押したと場面では買いを考えたいと思います。
おそらく、中東情勢緊迫化が落ち着くと、一旦売り圧力が強まると予想します。余程のことがない限りは、もう一度売らせるところが必要と考えます。
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