大証白金は、〇〇〇〇円回復できるか!?17:36

 昨日発表の米CPIコア指数は市場予想通りでしたが、エネルギー・食品を含む米CPIが予想を上回ったことでインフレ長期化の思惑が広がり、米30年国債の入札が低調だったことから、米長期利回り上昇、金融商品の上値を抑えた格好となりました。

依然として、米長期利回りの動向に左右する展開が続いております。

【大証金】

 大証金は、本日堅調に推移しました。一時よりは、米長期利回りが低下していることもあり、NY金市場が売られにくくなっていることは事実です。しかも、数日前からNY市場で大口投機家の買いが入っていると思われます。しかし、大証金9000円台は様子見とします。短期トレンドは、上向きになっているため、突込みは買い拾われやすいと思いますが、米長期利回りが更に低下=NY金上昇がない限り、大証金9000円台を買い上げるエネルギーはないと考えます。そのため、いずれ突込み場面があると考え、買いの意識を持ちながら様子見とします。

【大証白金】

 大証白金は、かなり上値が重くなっております。なぜここまで上値が重いか、正直説明できません。ただし、あえて言うのならば、昨日はNY市場で大口投機家が売り直していたように思えます。そのため、本日は3商品の中で、一番上値が重くなっていたように思います。以前のように、大口投機家が売る理由が明確ではありません。ランド安・ドル高の影響なのか、中国経済に対する懸念なのか、はっきり申し上げることはできません。しかしながら、NYプラチナ800ドル台を弱気するつもりはありません。しかも、大口投機家の売り買いはガップリ四つとなっております。そう考えると、いつショートカバーが発動しても不思議ではありません。

 ちなみに、今年1月2日のNYプラチナ価格とNYパラジウム価格を比較した場合、価格差は717ドルありました。本日は274ドルの差であるため、443ドル縮小したことになります。当然、ガソリン車の触媒需要が、パラジウムからプラチナへシフトしていることから、この差はいずれ逆転することでしょう。

 先々の話をしても、その道中で相場は浮き沈みします。今は、正直テクニカルが弱気になっております。そのため、〇〇〇〇円を数日間で回復するかが注目しています。ただし、私のイメージですが、相場が浮上するには1週間近く必要になると思います。基本は、買いスタンスです。

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