18日に米バイデン大統領が、イスラエルへ訪問することで、市場に多少の安心感が広がったようです。
【日経225】
そのため、日経225は一時32260円まで上昇しました。しかし、ここでのポイントは10月限SQ値32360円です。この価格を日経平均株価指数が上抜けない限りは、下振れリスクがあると考えます。しかも、本日の価格上昇で、前日空売り比率45.7%から41.2%に低下しました。つまり、本日の反発は買戻しによるものと判断しております。よって、もうしばらくは突込みを待ちたいところです。
【大証白金】
大証白金は、本日堅調に推移しました。昨日指摘したように、終値ベースで直近高値4268円を上抜けることができませんでしたが、現時点でNY市場900ドル越えは評価するところでしょう。一部のお客様には、昨日16日NY市場の出来高が低調であったことっを伝え、今のところ大口投機家のまとまったショートカバーは出ていないと判断しております。NY市場はテクニカルが好転し始めていることもあり、近い将来〇〇高も期待できると思います。よって、お伝えしています予想レンジを意識しながら臨むのが良いでしょう。今のところは、突込みを買い拾う感覚で臨みたいと思います。
【大証金】
大証金は、一時9200円を割り込む場面もありましたが、最終的には買い拾われる格好となりました。正直、若干過熱感があります。そのため、9200円台は見送りとします。いつ下振れしても不思議ではありません。しかし、中東情勢問題が浮上している限り、安値を売り叩くことは困難でしょう。ましてや、米長期利回り4.8%台を一旦織り込んだNY金だけに、それ以上の利回り上昇がない限りは、弱材料として考えづらいと思います。よって、基本は買いスタンスですが、押し目を待ちたいと思います。
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