米長期利回りが、4.97%台まで上昇したことで、米国株価指数が反落、NYプラチナも売り叩かれる結果となりました。NY金市場は、中東情勢緊迫化により大幅上昇となった反面、米国金ETFは7トン以上減少しました。
日本時間20日午前1時に、パウエルFRB議長がニューヨーク経済クラブで講演します。用意された原稿で講演を行い、質疑応答もあるようです。ブラックアウト期間前ということもあり、市場の受け方によって米長期利回りが変動します。仮にタカ派と受け止められた場合、米長期利回りが5%台まで上昇すると、月末から開かれるFOMCまでは高水準を維持する可能性が高くなります。逆もしかりです。同氏の発言以降の米長期利回り動向を注視したいと思います。
【大証金】
大証金は、なかなか押し目らしい押し目がありません。しかし、冒頭で述べたように、米国金ETFが減少しているにもかかわらず、逆行した動きを見せており、注意が必要と考えます。中東情勢が落ち着かない限りは、大幅修正は考えられませんが、米長期利回り4.9%台は金相場にとって圧迫要因になる可能性もあります。よって、高値は見送りとします。
【大証白金】
大証白金は、本日大幅安となりました。米長期利回りが上昇したことで、米国景気後退⇒株安がNYプラチナの上値を抑えたように思います。しかも、中国景気減速懸念が未だくすぶっていることも下押し要因になったようです。一日で100円下落することは予想外でしたが、下限3200円は想定内です。以前にもお伝えしましたが、正直上昇するには時間が必要な相場だと予想していたため、やはりこのような下落になってしまいました。
NYプラチナ914.7ドルまでの上昇では、大口投機家の売りポジションが〇〇〇〇枚しか減少しなかったと思います。そのように考えると、未だまとまったショートカバーが出てきても不思議ではありません。ただし、以前にもお伝えしたと思いますが、920ドルを上回らない限りは正直期待できません。その価格を意識しながら、買いで臨みたいと思います。
【日経225】
日経225は、やはり売り叩かれてきました。会員サイトで述べていますが、短期は〇〇方針です。もうしばらく、上値が重いと予想しております。ただし、一気に下落した場合は、2番底を意識した買いも良いでしょう。
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