ロシア・ウクライナ戦争から学ぶ。13:31

祝 阪神タイガース、38年ぶり日本一おめでとうございます。

失礼しました。

 相場に戻しますが、先週末の米雇用統計は市場予想を下回る内容だったこともあり、米長期利回りが一気に低下、そのため株式市場が堅調に推移しました。しかし、ドル安にもかかわらず、NY金・NYプラチナの上げ幅は限定的でした。

【NY金】

 本日は、NY金のチャートを用いて、ロシア・ウクライナ戦争と中東戦争を比較したいと思います。

 こちらのチャートは、昨年のNY金日足になります。2月24日【①】にロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始しました。そのことから有事の金買いで、1976ドルまで上昇し、その日の終値は1926ドルでした。恐らく、市場もここまで長引くとは予想しなかったように思います。その後、①の高値を上回ったことで、約2079ドルまで上昇しました。

戦争をいつまでも材料にすることはなく、ある程度過熱した分、同年3月中旬には失速する場面も見られました。ただし、ここで意識するポイントは、やはり2月24日【①】のロウソク足になります。2か月間は、そのロウソク足を下値支持線にしていました。

 次に、今回の中東戦争になります。ハマスがイスラエルにロケット弾攻撃をしたのが、10月7日になります。そのことを受けたロウソク足が、③になります。このロウソク足を見ても、市場は中東情勢に関して楽観視していたように思います。ただし、その後、中東情勢緊迫化で大口投機家の買いが入り、④のロウソク足を演じることとなりました。

幾分、中東情勢が落ち着きを取り戻しているため、修正安の可能性があると予想していますが、2か月間の下値支持線は、④のロウソク足になると思います。このことを大証金に置き換えると、〇〇〇〇円~〇〇〇〇円までの修正安を予想します。

【NYプラチナ】

 こちらのチャートは、NYプラチナの日足になります。先週末にCFTC建玉明細を見ますと、予想通り大口投機家の売りポジションが13063枚減少していました。私の予想では、⑥で売った大口投機家のショートカバーが入ったにすぎず、⑤でも10000枚以上売っていたことを考えると、もう一度10000枚規模のショートカバーが入っても不思議ではありません。しかしながら、繰り返しの話になりますが、同筋の買いポジションは44000枚と、決して少ない数字ではありません。そのため新規買いによる上昇は、もうしばらく先になると考えます。よって、ある一定のレンジ内での動きの中で、買いスタンス維持とします。

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