【大証白金】
やはり、プラチナは、ヘッジファンド解約45日ルールの影響していたと思います。きっかけは、先月末に発表したインパラ・プラチナムの四半期生産高増加になります。買収した南アPGM中堅生産者ロイヤル・バフォケン・プラチナ(現インパラ・バフォケン)が、7-9月期の生産高を前年同期比25.5%増加と発表。(インパラ・カナダの2社合計約7トン増加)そのことを受け、WPIC(ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル)は、今年の南ア生産高予測を既に130.6トンとしています。前回予測は、122トンでした。そのことが大口投機家の売りを誘い、NYプラチナ価格843.1ドルまでの安値まで押し下げたと考えます。
ただし、価格が低下すると、当然実需の買いも入りやすくなります。ましてや、昨年9月以来の安値であるため、値ごろ感からの買いも入ったことでしょう。
一方、NYプラチナ市場における大口投機家のポジションを見ますと、11月7日時点で買いポジションが3539枚減少しました。しかし、8日以降の同市場取組高は、約14500枚増加。つまり、890ドル台から下落した中で、同筋が10000枚以上の新規売りしたと判断しています。その売りにより、今週末に公表する米CFTC建玉明細のバランスは、売り越しに変化する可能性があります。(本日のNY市場次第ですが)
繰り返しの話になりますが、相場の行き過ぎは大口投機家が作ります。その修正も当然、大口投機家になります。つまり、新規売りをした価格以上に相場が上昇した場合、そのショートカバーが出やすくなり、相場の上昇をけん引すると予想します。
しかしながら短期の目線では、私が見ている短期トレンドが依然下向きのままとなっており、1日~2日は若干の突込みも予想しています。ただし買いスタンスに変わりはなく、NYプラチナ900ドル上抜けに期待したいと思います。
【大証金】
大証金は、依然修正安継続を予想しております。以前にもお伝えしましたが、今のNY金をサポートしているのは、10月13日の大陽線です。(1881.7~1941.5ドル)中東情勢が落ち着くまでは、サポートしやすくなると考えます。そのため、NY金1940ドル台は下げ渋りを見せることが予想できます。しかし、次第に中東情勢から米国金融政策に切り替わると、1900ドルあたりまでの修正安が考えられます。そのため、新規買いは見送りとします。よって、大証金は9400円を一度は抵抗し、時間をかけ、その価格を下回った場合は〇〇〇〇円まで下落すると予想します。繰り返しになりますが、9000円割れは困難と予想します。
【日経225】
日経225は、依然として突込み買いスタンスで臨みたいと思います。先週末発表した11月限SQ値は、32454.88円であり、この価格が基準になると考えます。しかし、33000円が上値の抵抗になっていることもあり、もうしばらくは突込み待ちが良いと考えます。いずれ、〇〇〇〇〇円を目指す上昇期待。
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