【大証金】
大証金は、本日短期線を上抜けてきました。しかしながら、9600円以上からは強気したくないところです。昨日は、NY金が2000ドルを上値抵抗にするか確認するとコメントしましたが、予想に反し昨日2000ドルを維持してきました。NY市場の場合、大口投機家の偏りが目立っていないため、大きな資金が動いたようには思えません。そのため、23日米国感謝祭、24日ブラックフライデー前のポジション整理のようにも思えます。いずれにしても、中東情勢の材料ではなく、米国金融政策への反応で反発していると判断しています。依然として、上昇相場は来年以降と予想しているため、ここは静観とします。
【大証白金】
大証白金は、やはり4400円台まで上昇してきました。結論から言いますと、再三述べているように、ここからは利食いを意識しながら、相場の状況を確認するのが良いでしょう。積極的な買いは控えたいと思います。
昨日コメントしましたが、NY市場における大口投機家のショートカバーが不十分であったため、昨日も同じようにショートカバーで反発したように思います。これは、NY金同様、23日米国感謝祭、24日ブラックフライデー前の整理商いのように思います。そのため、本日もNY市場で反発する可能性もありますが、利食いをメインとして対応するのが良いでしょう。
ちなみに、ここ数日間NYプラチナ市場で、まとまったショートカバーというよりは、段階的なショートカバーのように思います。私が高値を強気しない理由は、繰り返しの話になりますが、大口投機家の新規買いが入りにくいと予想しているからです。
【日経225】
日経225は、本日33500円を超えてきました。やはり、相場が下がるには高値日柄が必要であり、何らかの大きなニュースで大陰線を演じない限り困難と考えます。そのため、基本ベースは依然として買いの意識を持ちつつ、短期狙いの買いは〇〇〇〇円以上で利食い、最終的な利食い価格は〇〇〇〇〇円以上とします。
本日の日経平均の上昇は、海外投資家の先物買いによるものと一部メディアで指摘していました。本当のところ分かりませんが、それが本当かどうかより、今の価格が高いか安いかになります。いつでも高値更新できる水準でいる以上、売り方よりも買い方が有利ということになります。（高水準は高評価、低水準は低評価です。一気に上昇、下降はポジションの変更）そういう相場をわざわざ苦しむために売る必要はないでしょう。（天井と思い込み売る気持ちは理解しますが、天井を売ることは不可能です。なぜならば、天井はほとんどの投資家が強気するからです。メディアも含めて）
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