しかし、何度も指摘していますように東京金は動きませんね。こんなに動かないのも初めてです。これは、正直東京金が4200円半ばから後半で推移しているからだと考えております。この相場をどう見るかです、下がらないと見るのか、上がらないと見るのかになります。私の中では、上がらないと見ております。つまり、底堅く推移はしておりますが、上値が重くなっているのも事実です。本日、朝方4270円を下回ってきたため、下値を見せる動きをイメージしておりましたが、東京市場で円安になった分で下げ渋りを見せました。つまり、下げるならば、リスクオフになるような材料がない限りは、考えにくいのかもしれませんね。ただし、NY金の取組を見ましても売り込んでいる相場には見えないため、1150ドルが上値の抵抗になると考えております。私は、当面NY金は1100~1150ドルのレンジと考えております。基本売り目線は変わりなく、売りで対処していこうと思います。
東京白金は、押したところは買い拾いと考えております。NY金とは異なります。既にNY白金は900ドル台まで下げており、だいぶ前にもお話ししましたが、白金は2面性の顔お持つため、NYダウや欧州株が堅調に推移するようならば、実需の買いが入りやすくなることでしょう。しかも、安値では一般投資家が売り玉を維持していることから、深押しはないと考え、買い拾っていきたいと思います。
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