本日は端的にコメントします。
【大証金】
大証金は、NY市場で大口投機家が買い煽っているわけではないため、円高による上値の重い展開が、あと〇日必要と考えております。ただし、12月6日~12日の間に円売りポジションは133222枚から109357枚に減少したことを踏まえると、円売りの巻き戻しによる円高は考えにくいようにも思います。しかしながら、テクニカルが売り継続となっており、少しの動きでも円高に反応しやすいので、もうしばらく注意しておきたいところです。基本的には、以前から述べているように、大証金9200円台を弱気するつもりはありません。引き続き〇〇〇〇円前後まで下げたところは、買い拾ってみるのが良いでしょう。
【大証白金】
大証白金は、数日間こう着状態となっております。基本は、買いスタンスです。ただし、あくまでも4200円台で意識してください。先週末に公表したCFTC建玉明細を見ますと、大口投機家の買いポジションが36789枚まで減少しておりました。以前、私が年末に下落する可能性があると伝えたのは、その時の同筋買いポジションは46000枚前後だったからです。その時から10000枚近く減少したことになります。この買いポジションが減少したことで、新規買いも入りやすくなると予想します。ただし、クリスマス休暇前に新規でポジションを取りに行くことは考えにくいため、もうしばらくレンジ相場での動きを予想します。
【日経225】
日経225は、レンジ相場での動きになっております。先週末に空売り比率が39.9%に低下したことで、下押しの可能性があると伝えました。ちなみに、本日は42.1%まで上昇しています。しかし、まだ上昇余地があります。ただし、本日下押ししたにもかかわらず、12月限SQ値32640円を維持して取引終了したことは評価すべき点でしょう。よって、33000円台では2週間揉み合い、32000円台では1週間と少し揉み合いを演じているため、明日の日銀金融政策決定会合後の動きが重要と考えます。基本は、逆張りの買い主体で継続です。