本日はポイントのみお伝えします。
【大証金】
大証金は、本日9400円を割り込んできました。先週末に、1日～2日間9400円後半を維持するようならば、予想レンジ下限を9300円から引き上げて考えたいとコメントしましたが、結果的に9400円を割り込んだため、予想レンジは以前と変わらず9300円～9500円を意識したいと思います。NY市場で大口投機家の手仕舞い売りが見受けられ、数日間は上値の重い展開を予想しています。ただし、基本は逆張り買い主体で考えたいと思います。
【大証白金】
大証白金は、NY市場での大口投機家の手仕舞い売りが思いのほか出ていないこともあり、依然として下振れリスクに注意していきたいと思います。市場は、かなり楽観ムードです。それを示しているのが、VIX(恐怖)指数13ポイント台。つまり、FRBの利下げ期待で同筋は売り注文発動していないように思います。(手仕舞い売り注文)
しかし、11日発表の米CPIコア指数が、市場予想を上回った場合は、やや市場ムードが変化するように思います。ちなみに、市場予想はインフレ鎮静化です。よって、円高で大証白金下落というよりは、NY市場下落によって大証白金が下落しない限り、買いは見送りとします。
【日経225】
日経225は、米国株市場反発を好感した買いが入っているようです。本日は、短期買われすぎの領域ですが、勢いがある相場なだけに何度も33800円以上で売られるかは疑問です。むしろ、34000円台乗せを演じない限り、相場は落ち着かないのかもしれません。今週の相場動向を確認しながら、突っ込みは買い拾いと考えます。ただし、ストップロスは32990円以下に設定するのが良いでしょう。
