【リスクマネジメント】
一番重要なのは、リスクマネジメントです。信用できる情報は、万が一に備えた指針です。つまり、相場は、予期せぬ方向に動くことが多々あります。当然、相場観は必要ですが、万が一相場観と反対に動いても、右往左往しないためにもリスクを意識しておくのが良いと考えます。例えば、自分が持てるポジション枠を想定し、その枠の50~70%仕込む感覚です。
(私ならば、1000万投資資金の500万分を運用資金とします。証拠金10万円ならば、50枚を100%の枠と想定し、25~35枚を自分が思う価格で買い・売りポジションを作る方法です。高いところを強気、安いところを弱気しなければ、かなりパフォーマンスが上がります)
ご参考にしてみてください。
大証金は、会員サイトで述べた通りです。割愛いたします。お客様、会員様は、そちらをご覧ください。
本日は、大証白金についてコメントします。その前に、軽く日経225に触れたいと思います。
【日経225】
昨日は、日銀金融政策前に大幅反発した場合は、売りを意識するのが良いとコメントしました。なぜならば、同会合後に、利食いが出る可能性が高かったからです。ただし、本日の会員サイトでは、37000円台もあり得るとし、結果36980円まで上昇できず、新規売りすることができませんでした。
17時20分時点で、日経225が下落しています。一度は、36000円前後で抵抗を見せると予想しており、現在の下落は弱気したくないところです。そのため、再び反発場面を〇り狙いしたいと思います。
【大証白金】
先週末に、大証白金が大幅高を演じたため、底打ちと判断しました。それ以降は、お客様、会員様に4280円~〇〇〇〇円レンジ相場を予想。昨日は、その予想レンジ下限まで下落したことになります。しかし、18日安値4233円を下回った場合、上値が重くなる可能性があるとし、その価格を下値重要ポイントとしました。本日の会員サイトでは、4233円を下回ったとしても弱気するような状況ではないと指摘。つまり、ストップロスが仮にヒットしたとしても、買い場狙いに変わりはないと考えております。
今後の相場展開ですが、先週末公表した米CFTC明細を見ながら、コメントしたいと思います。
1月10~16日までに、大口投機家の買いポジションが3966枚減少し、売りポジションは7018枚増加していました。下記のチャートをご覧ください。
こちらのチャートは、NYプラチナ日足になります。赤枠で囲んでいます③は、1月10~16日の値動きです。つまり、948ドルから901ドルまで下落したのは、大口投機家が11000枚以上の売りの手を出したからになります。ただし、公表していない①でも更に同筋が、売りの手を出したことが予測できます。(新規売り+投げ売り)①で新規売りした分が、おそらく②のショートカバーにつながったと思われます。
NYプラチナが900ドルを抵抗にしているのは、同筋の買いポジションの整理が①の動きにより進み、もしかすると買いポジションが40000枚まで減少しているのかもしれません。そのように考えますと、1月19日の高値を上回ることができれば、再度売りポジションのショートカバーが出やすくなると考えます。
ただし、FRBの利下げ見送り=インフレ鎮静化後退は、NYプラチナにとって重石です。NY金以外の商品を見ますと、相場は右肩下がりです。当然、インフレを抑制させようとFRBが動いており、商品価格は上昇し続けることができない状態と理解しております。よって、今は大相場を意識せずに、安値買い拾い、〇〇〇〇円台では利食いを意識するのが良いでしょう。ショートカバーのみの反発は、一過性の可能性があり、吹き値は強気せずに臨みたいと思います。
とは言え、今年も大証白金は、高値更新すると予想しております。コロナショック後、高値更新し続けています。プラチナには高値を更新するだけの理由があり、昨年高値4740円を4月~6月あたりで上抜けると予想しております。
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