今週はFOMCを控え、市場は動きにくい展開のように思います。
市場は、パウエルFRB議長の発言に注目しております。今回の会合では、大方据え置き予想ですが、いつから利下げをするのかに注目が集まっております。つまり、ハト派に意識が向けられているようです。そのように考えると、利下げに関し言及しなかった場合は、ドル高・円安に動く可能性があります。
【大証金】
大証金は、本日反発しました。弱気する相場ではありませんが、〇〇〇〇円以上は様子見です。私の予想していたレンジ上限に値します。私の予想では、2~3日間は時間が必要と考えており、仮にFOMCで利下げ時期を言及しなかった場合、ドル高・NY金安が予想できます。そうなったところでは、買いを考えた方が良いでしょう。いずれにしても、押し目買い方針には変わりありません。
【大証白金】
大証白金は、本日予想外に上昇しました。しかし、4355円以上では上値の重い展開となりました。先週末公表の米CFTC建玉明細を見ますと、当然売りポジションは増加していましたが、買いポジションも微量ながら増加していました。多くの投資家は、ネットロング(買い越し)、ネットショート(売り越し)を気にしますが、私は双方のバランスを分析しております。大口投機家が新規売りをしネットロングが縮小したのか、若しくは手仕舞い売りをしネットロングが縮小したのか、同じネットロング縮小でも意味合いが変わってきます。流出した分は意識せず、今現状残っているポジションを意識するのが良いでしょう。
先週末は、4100円台の可能性も残しつつ、4200円台では一段目の買い方針としました。結果、本日反発していますが、NYプラチナが今後反発した場合、同筋のショートカバーの影響が大きいため、大証白金における買い玉の利食いを意識した方が良いでしょう。
いずれにしても、ある一定のレンジ幅は抜け出せないと予想しております。
【日経225】
日経225は、本日36000円台まで反発しましたが、やはり36000円台では売り物が出やすかったようです。このことは、会員サイトで伝えております。今後の動きですが、これから日本企業の決算発表が行われることにより、神経質な値動きになると予想しております。まだ下振れの可能性もありながら、上昇するための時間を費やしている可能性もあります。よって、方向性が把握できないため、短期トレードに集中するのが良いでしょう。
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