本日は、米国市場がプレジデント・デー休場、中国市場は休場明けとなりました。
先週末発表の米PPI（卸売物価指数）コア指数は、市場予想を上回ったものの、ドル、米長期利回り共に反発は限定的でした。
【大証金】
NY金は、2000ドルを下値支持線とし、堅調に推移しております。先週末は、大証金の下振れの可能性もあるとして、9600円台の買い玉を9670円以上でいったん撤退としました。（短期トレンドが下向きとなっており、ドル安・円高の可能性もあると予測したうえで、大証金の突込み待ちとしました。）短期トレンドは徐々に横向きへと変化、中期トレンドは依然上向きであるため、引き続き大崩れはないと予想し、〇〇〇〇円台は買い拾いとします。
【大証白金】
大証白金は、ようやく4300円台後半まで反発してきました。一部のお客様にはお伝えしましたが、ここ数か月間NY銅価格とNYプラチナ価格が連動しており、景気先行指標である銅価格が先週反発したことで、NYプラチナにおける大口投機家のショートカバーが入ったように思います。しかし、NYプラチナの出来高から推測すると、まだショートカバーは不十分であり、休場明けのNY市場に注目したいと思います。以前から指摘しているNYプラチナ915ドルをハッキリと上抜けない限り、失速することも考えられますので、現時点では高値を強気せずに、買い玉維持とします。
NY市場は予想していた通り900ドル割れで買い拾われたことから、〇〇〇ドルまでの反発期待はできると考えます。よって、レンジ幅を少し引き上げてトレードしたいと思います。
【日経225】
本日から中国市場が休場明けとなる中、日経平均株価に利食い売りが入っているように思えます。正直、まだ下落するような状況ではありませんが、少し市場が買い人気になっている気がします。株は買っておけば上がるといった意識が強くなると、むしろその反対に動きケースがあります。よって、引き続き日柄を確認しながら判断していきたいと思います。以前からお伝えしているように、私個人は強気していません。
毎日、私のブログを閲覧していただくと、何となくですがイメージしやすくなると思います。相場には絶対はなく、万が一〇〇〇になっても、慌てることなく対応することができれば、一歩前進することができます。つまり、買いポジションをある程度保有している場合、反発することで一部利益を確定し、下がったら買う、若しくは上がったらまた利食いをするといった、どちらに動いても良いポジション取りをするのが最適と考えます。
まだまだ上がると欲張れば欲張るほど、それに対する反動が来ます。相場観も大事ですが、ポジションの出し入れも重要ということになります。
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