大証白金4400円の分厚い壁。17:58

 日本時間22日午前4時にFOMC議事録公表、同日午前6時20分エヌビディアの決算発表が予定されております。

【大証金】

 大証金は、押し目待ちに押し目なしといった動きになっております。明朝、FOMC議事録の公表があり、1月FOMCで市場はややタカ派に反応したことから、その内容次第でドル・米長期利回りが上下に振れやすくなります。ただし、繰り返しの話になりますが、NY市場における大口投機家の買いポジションは偏っておらず、NY金の下値は限定的と考えています。そのため、以前9600円台を買い拾いとしましたが、その水準を引き上げて考えていきたいと思います。基本は買い方針不変。

【大証白金】

 大証白金は、4400円の壁が厚いようです。昨日のNY市場出来高を見ますと、推定35409枚と大商いになりました。以前から指摘していた大口投機家のショートカバーが昨日発動したように思います。しかし、それでも大証白金は、4400円を上回ることができませんでした。大きく下落するとは思えませんが、同筋は買いポジションも大量に保持しているため、下押しすると手仕舞い売りが出やすくなると予想します。そのため、引き続き高値は強気せずに、安値を徐々に切り上げて考えていきたいと思います。

【日経225】

 日経225は、やはり上値の重い展開になっております。ただし、売りの流れに変化したわけではありません。本日の日経平均株価指数は、昨日決算発表前のエヌビディアに利食い売りが入り反落したことで、日本市場の半導体株が売られ、マイナス圏へ沈みました。

 しかしながら、私の見ている短期トレンドは、1日~2日後に価格が上昇しないようならば、下向きに変化すると予想します。そのトレンドが変化した場合、余程のことがない限り、さらに上値が重くなると考えます。よって、その動きを確認しながらタイミングを狙っていきたいと思います。

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