本日日銀が、ゼロ金利解除、YCC撤廃、ETFやリートの買い入れ停止といった政策変更を決定しました。しかし、長期国債は従来同様買い入れることから、大規模緩和策ではなく緩和策に変更した内容だったと考えます。
【大証金】
大証金は、再び高値更新してきました。正直、早い段階で高値更新するとは思いませんでした。ただし、まだ下落するようなタイミングではありません。一つに、本日会員サイトで述べましたが、10385円を上抜けたことで、短期トレンドの変化は先延ばしになることや、NY金市場が堅調に推移していることで、大証市場は下がりにくくなっていると判断しております。
繰り返しになりますが、大証金10200円以上は強気したくありません。NY金が下振れするタイミングは、FOMC後と予想しています。
よって、もうしばらく様子見たいと思います。
【大証白金】
やはり、NY白金は〇〇〇〇ドルまで近づいてきました。本日、円安に反応したことで、大証市場は安値から切り返す場面もありましたが、円安だけで大証白金の上昇は望めません。そのため、もう一段下振れするまでは、新規買いは見送りたいと思います。大証白金〇〇〇〇円近辺から買い拾っていきたいと思います。（会員サイトで述べております。）
【日経225】
本日、日銀の政策変更がポジティブに反応したようです。植田総裁も記者会見で述べておりましたが、今回春闘で大企業が賃上げをしたことで、政策変更に踏み切ったようです。つまり、日本企業の評価が高くなったということになります。
ただし、マーケットは、それだけで上昇し続けることはありません。本日、11日の高値39560円を上回ったことで、もうしばらく堅調に推移すると思われますが、今は強気したくないのが正直なところです。
よって、もうしばらく様子見たいと思います。
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