全て買われすぎの領域。前日の安値を注視。16:43

 昨日は、ボスティック米アトランタ連銀総裁(FOMCメンバー、中立派)が、『経済が予想通りに進展すれば、10-12月期に利下げを開始するのが適切』とし、年内1回の利下げを予想しました。

【大証金】

 大証金は、本日も高値更新しました。昨日、突込みは買い拾われやすいと述べ、前日比66円安まで突っ込みましたが、簡単に70円以上上昇して取引終了しました。

 正直、未知の領域です。NY市場で大口投機家が買い煽っているようには思いませんが、RSIは80%を上回っております。大証市場も80%を超えております。テクニカル面では、過熱感があります。

 しかし、高値を更新し続けているため、短期トレンドは上向きのままです。このトレンドが変化するには、前日の安値を下回る必要があります。つまり、本日の夜間取引以降は、11065円(前日安値)がポイントでありり、その価格を下回らない限り短期トレンドの変化はないということになります。

よって、ここからは常に前日の安値を注意してみるのが良いでしょう。新規で買う場合は、その価格をストップロスに設定するのが良いでしょう。

【大証白金】

 大証白金は、本日大幅高を演じました。NY金、NY原油、NY銅価格が上昇しているため、NYプラチナも買いが入ったように思います。正直、新規買いなのか、買い決済(ショートカバー)なのかは、今のところ判断できません。

 大証白金の買い玉は、ほとんど利益確定しました。私の予想していた価格を上回りましたが、その価格帯を上回ったということは、買われすぎの領域に入ったということになります。買われすぎの領域に入ったということは、売り方が買い戻すか、それとも買えなかった投資家が買うかになります。つまり、利食いをした方は、わざわざ買われすぎに参入する必要はないでしょう。

 今のマーケットは、おそらくカネ余りです。株式、金市場の上昇により、マーケットは売りにくく、買い拾われやすくなっているように思います。

そのように考えますと、目先的に一手、二手押しは買い拾われると考えておくべきでしょう。基準にするのは、前日の安値。おそらく、簡単前日の安値を下回ることはないでしょう。

【日経225】

 日経225は、大幅反発しましたが、やはり上値では売り物が出たようです。私の予想では、少なくとも2日間、往ったり来たりの相場展開になると考えます。そのため、もうしばらく様子見たいと思います。

お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

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