ボラティリティが高い相場は、明確なトレードが必要。18:01

本日10時から商品市場にまとまった買いが入ったように思います。下記チャートをご覧ください。

 こちらは、上からNY銅5分足、NYプラチナ5分足になります。昨日も10時頃にまとまった買いが入り、そのまま堅調に推移しました。本日は、10時~10時20分まで反発したものの、その後は上値を切り下げる動きになりました。

 NY銅、NYプラチナ以外もこの時間帯は反発していました。中国景気下支え期待があるのかもしれません。ただし、その後下押ししたということは、ある程度織り込まれたように思います。

【大証白金】

 こちらのチャートは、大証白金日足になります。本日お客様にもお伝えしましたが、結論から言いますと、90%の確率で天井を打ったと判断しております。

 ここ最近、常に前のロウソク足の高値・安値を意識するのが良いと指摘してきました。この手法は、トレンドを意識する手法です。レンジ相場には意味を成しません。しかし、大相場に対応することができるため、再度コメントしたいと思います。

 

 この手法は、単純です。しかも、相場に忠実です。材料を並べてみても、相場のトレードはできません。このことを理解すれば、ある程度の確信を得ることができます。

上記チャートでは、本日終値が前日安値①を下回りました。このことで、一連の上昇相場が終了したと判断しています。ちなみに、今までの上昇相場は、必ず前日の安値を下回らずに、高値更新しているのが理解できると思います。これがトレンドです。

 

 話を戻しますが、②3日間の安値を本日下回ったことで、5月16日~20日の買いポジションはマイナス評価になりました。当然、本日新規買いした方も同様です。つまり、ここ最近買い方の回転が効いていた相場を本日の大陰線が打ち消したことになります。

 ここで重要なのは、本日安値5179円以下で明日日中取引終了するかになります。安値を下回って終わることで、さらなる安値が意識されることでしょう。ただし、③を上回った場合、逆に大陰線を打ち消すことになります。可能性的は低いと考えますが、ゼロではないことを理解しておきましょう。

【大証金】

 大証金は、昨日コメントした通りになります。5月20日に12000円を上回ったことで、12000円前後は買われやすいと考えます。短期トレンドも上向きです。しかし、注意することは、大きなスパンで見た場合20日安値11950円です。この価格を下回って取引終了した場合は、もう少し下値を意識した方が良いでしょう。

 このように考えると、明確なトレードを行うことができます。正直、ここまで継続して買われるのか分かりません。ただし、上昇していることが評価であるため、それを打ち消すまでは、買いの意識を持つのが良いでしょう。

【日経225】

 日経225は、やや上値の重い展開となりました。正直、予想以上に上値が重いと感じています。ただし、弱気するつもりはありません。38000円台は買い場探しとします。しかしながら、前日の安値、若しくは20日安値38610円を下回った場合は、一旦買いポジション撤退とします。

 

お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

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