日銀金融政策決定会合の結果は、ご存じのように、政策金利を0.25％引き上げました。月間長期国債の買い入れ予定額は、毎四半期4000億円程度ずつ減額し、2026年1月～3月に3兆円程度とする計画を決定しました。（減額計画は、ほぼ市場予想通り）
本日は、日銀会合後の日経225に振り回される結果となりました。正直39000円台は予想外でした。今回の日経平均上昇に関しては、数日前から半導体を空売りしていた投機筋のショートカバーが炸裂したからと考えております。
明日午前3時は、FOMCがあります。市場は、声明文とパウエル議長の記者会見に注目しているように思えます。もし仮に、利下げした場合は、サプライズになります。
【大証金】
大証金は、夜間取引に入り、大幅安となっております。やはり、このように世界中が注目している中央銀行会合では、何もしないことが良いのかもしれません。今回の日銀利上げを受け円高が進んでおります。この円は、いずれ起こると予想していたので、想定内の動きです。今回の円高により、大証金はコストダウンすることでしょう。
本日の会員サイトでは、短期トレンドが上向きに変化した場合、11700円台が買い場になりやすいとしましたが、未だ若干の下向きです。しかも、FOMCを控えていることもあり、市場が落ち着くまで様子見するのが良いと考えます。ハイリスク・ハイリターンになりそうです。
【大証白金】
大証白金も夜間取引で大幅安になっております。ある程度の吹き値は、利食いを意識するのが良いとコメントしましたが、まさか日銀会合後の円高で、これだけ下落するとは思いませんでした。このタイミングで下落するということは、円高によるユーロ安の影響で欧州筋の売りが出ているのかもしれません。正直何とも言えません。
昨日もお伝えしたように、中央銀行の政策会合は、様子見をするのが良いと考えます。ただし、短期トレンドは上向きに変化しており、〇〇〇〇円台は弱気せずに、今後は買い場探しをするのが良いと考えます。
注意する点は、円高による国内商品価格コストダウンです。今までの高値は、イメージしない方が良いでしょう。
【日経225】
日経225も夜間取引に入り、大幅下落しております。物凄い相場になりました。これが世界中関心を持っている証です。
冒頭でも述べたように、本日39000円台乗せは、想定外でした。38700円辺りは意識していましたが、それを大幅に超えたため、少し様子を見る方が良いでしょう。
ただし、私自身強気はしていません。未だ多くのテクニカル指標は、売りのままです。
よって、相場が落ち着くまで様子見とします。
※参考にならないコメントで申し訳ございません。
