【大証金】
大証金は9日連続陽線と、上昇が続いています。先週13100円以上で利食いを提案してから400円以上上昇しております。予想外の上昇です。ドル円も米経済好調ということで、152円台まで上昇しており、こちらも予想外です。別に11月FOMCで据え置き確率が上昇しているわけでもなく、正直ここまでドル高になるとは思いませんでした。ドル高・円安が、国内商品価格を押し上げている中で、NY金に投機的な買いが入っていることもあり、大証金日足RSI(相対力指数)は、82.3%まで上昇しております。ちなみに、NY金日足RSIは75%です。
私の信用しているチャートでも10月21日から日足で買われすぎの領域に突入しております。本日から60分足・240分足でも買われすぎです。全てにおいて買われすぎになっていることもあり、引き続き様子見・見送りとします。
【大証白金】
大証白金は、5000円を上回てきました。正直、私自身4900円を上回ることも予想していなかったため、本日の上昇は当然想定外です。ただし、今回の大証白金上昇は、50%が円安によるものと考えます。そして、残りの50%はNY金上昇によるNYプラチナ市場への投機資金流入が要因と考えます。
昨日は、先週金曜日までのNYプラチナ取組高をお伝えしましたが、今週月曜日も更に増加していました。つまり、大口投機家が新規買いをしているということになります。
以前から指摘しているようにNY金次第ではありますが、金上昇に伴い、バブル化しているようにも思えます。ただし、必ず行き過ぎた相場は修正します。なぜならば、行き過ぎの相場を形成するのは、現物を扱わない大口投機家だからです。私の信用しているチャートでは、本日から日足で買われすぎの領域に突入しました。今年5000円以上はないと予想していたため、少々戸惑っておりますが、引き続き11月の修正安を待ちたいと思います。
【日経225】
日経225は、やはり上値の重い展開になりました。本日で日経平均株価指数が、11日連続で陰線引けとなりました。大証金とは、真逆な動きとなっております。
相場を上昇させない力が、働いているようにも思えます。しかも、円安や米株反発を反映していないため、市場が懸念している衆院選までは、上値の重い展開が予想できます。その衆院選以降も米大統領選、日本企業決算の発表があり、いずれにしても相場の下振れを意識しておくべきでしょう。
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回帰トレンドの考え方