ドル円に関しては、昨日のブログをご参考にしてください。本日から続々と米経済指標の発表がありますが、やはり重要なのは11月1日の米雇用統計、米ISM製造業景況指数と考えます。
【大証金】
大証金は、堅調に推移しました。ただし、昨日も述べたように、11月中旬までは少なくとも買いは一切考えません。勿論、売り狙いはしません。
昨日も指摘したように、修正安を演じるのならば11月1日~15日のように思います。そこで、NY市場における大口投機家の買い越し枚数(ネットロング)縮小を確認し、来年に向けて買い場探しをしたいと思います。(個人的なイメージです)
ちなみに、短期トレンドは緩やかながら上向きのままです。本日夜間取引で高値更新したため、大証金価格が下がらない(押さない)限り、1日で変化するのは困難と考えます。
よって、引き続き様子見とします。
【大証白金】
大証白金は、本日も大幅高となりました。大証白金5000円以上、NYプラチナ1050ドル以上は、いずれも想定外であり、今は状況を見守るしかありません。ただし、再三お伝えしているように、NY市場における大口投機家の買いポジションが大量であることから、11月中旬にかけて修正安・それなりの下落を予想します。
NY金がプラスである以上、NYプラチナに投資資金が入りやすく、おそらく本日も買いが入っているように思います。しかしながら、先週末は、それほど買っているようにも思えなかったため、売りの手が緩んでいる中のNYプラチナ堅調に推移していることが想像できます。(NYパラジウム上昇は、ショートカバーと単独材料であるため、NYプラチナとの連動性は低いと考えます。)
私は、大口投機筋・大口当業者のポジションの偏りで、今は強気していません。ただ、それだけではありません。下記のチャートをご覧ください。
こちらは、NY銅日足チャートになります。景気先行指標として用いられる銅価格ですが、今は安定期に突入しています。つまり、先行き景気が上向きということでもなさそうです。そのように考えると、NYプラチナ堅調な理由は、カネ余りのように思います。5月の上昇もカネ余りが要因と考え、その後大暴落を演じました。(正直、カネ余り相場の場合は、上値を予想することができません)
世界的な景気が上向きになっていない今、高値を追いかけて買うのは避けたいところです。
よって、引き続き、内外プラチナ相場の変化を確認し、売り場を探していきたいと思います。
【日経225】
日経225は、本日前日高値を上回って引けました。会員サイトでは、前日高値38770円を上回って終えた場合は、逆張りの売りではなく、買い主体で考えるのが良いと提案しました。
ここからのトレードは、前日安値を下回って終えないと予測した上で、突っ込み買いが良いと考えます。ただし、前日安値を下回って終えた場合は撤退です。
あくまでも大きく上昇するのは困難と考えているのが前提であり、逆張りの買い主体に切り替えるだけです。
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