相場の変化に気づくことが重要。18:08

 ドル円が上昇している理由は、過去のブログをご覧ください。日本時間19日のFOMCと日銀会合が重要です。FOMCでは、来年の利下げ幅が重要です。市場は、来年0.50%利下げを予想しています。つまり、来年は2回の利下げということです。9月FOMCでは、来年1%の利下げ幅でした。

 日銀では、利上げをするか否かです。仮に、今回利上げをしなかったとしても、来年1月に利上げをするような発言を植田日銀総裁がするか否かです。

 ちなみに、今のドル円は、今月FRB0.25%利下げと来年0.5%利下げ、日銀据え置きを、既に織り込んでいるものと考えます。

【大阪金】

 大阪金は、本日大幅安になりました。会員サイトでは、ストップロスを設定し、新規買いを提案しました。未だ有効となっております。ただし、前日安値を下回って終えた場合は、買いポジション解消とします。利食いは自由です。

 私は、以前から『金』は、買いか買わないかの2択とお伝えしてきました。このことは、2022年からコメントしています。なぜ、この2択かと言いますと、金の場合は各国中央銀行の金購入が続いているからです。やはり、このことは無視できません。

 ただし、12月は不安定な動きになるのも事実です。そのため、必ず前日安値を下回って終えたか否か注視すべきでしょう。

【大証白金】

 大証白金は、本日も下落しました。会員サイトでは、無条件の売りを提案しました。ストップロスは、前日高値を終値で上回った場合とします。

 先週末公表の10日時点のNYプラチナ大口投機家ポジションを確認しましても、買い玉の整理が不十分と考えます。同筋の売りポジションが増加したため、ショートカバーによる反発はあっても、上昇相場に突入することは無いと考えます。

 1月限から4月限へのロールオーバーも徐々に始まっていることから、クリスマス前には完了すると予想します。大阪市場で先物10月限を買っている方は、余程安値でない限りマイナス評価になっていることでしょう。

 そのようなことを考慮すると、大口投機家のポジション動向も重要ですが、日柄では25日前後が重要と考えます。(価格次第です)

手前みそになりますが、直近で私は9月中旬から買い方針とコメントしていました。底打ちを確認したからです。5188円の高値は予想外でしたが、11月スタートから天井を打った可能性があり、売り方針とし、今に至ります。金と異なり、プラチナは根強い需要がありません。そのため、往ったり来たりのレンジ相場になるのも仕方がないことです。以前にも指摘しましたが、天井を売るのは現物筋であり、底値を買うのも現物筋です。その反対が大口投機家です。このことは、常に理解しておきましょう。

【日経225】

 日経225は、本日上値の重い展開となりました。会員サイトでは、前日安値を下回って終えた場合ストップロスとし、39400円以下での買いを提案しました。利食いは自由です。しかも、12月限SQ値39434.85円を日経平均株価が下回ったときも買いポジション解消の条件としました。

 本日は、12月限SQ値と前日安値を維持して終えたことから、買いポジション有効となります。ポイントだけを重視しておけば、相場の変化に気づくことができると考えます。

相場で儲けようと思うのは当然なことですが、リスクを小さくすることに重点を置く方が良いと考えます。リスクマネジメントができると、自ずと利益に結び付くことができます。相場の流れが変わるまでは、買い方針継続とします。

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