東京白金は、買い玉を全て利食い(決済)し、様子見としております。正直、来月押し目を作る可能性が高いと考えております。とはいえ、もし仮に押し目を作らないとしましても、もみ合いの必要な時間帯に突入したと考えております。
その理由としましては、南ア通貨ランドの高止まり感、NY白金におけるファンドが買いポジションに偏っていること、そして東京市場でも、一般投資家が昨日買いを大幅に増やしているといったところから、上値は重くなると考えております。
私は、全ての商品を強気しておりません。と言いますのも、来週には米国税制改革案が発表される予定であり、今後トランプ米大統領が掲げてきた公約についての政策が、徐々に明らかとなり、今までが期待・新鮮さがあった分、その反動に対して警戒すべきだと思っております。実際、NYダウの20600ドル台は、高いと考えております。来月3月14日ー15日のFOMCで仮に利上げを見送りした場合、トランプ政権に対する不安感なのか、それとも利上げしないことによって緩和継続から米株式等が楽観ムードとなるかは、正直マーケットに委ねるしかありませんが、市場の人気が利上げに向いているのか、若しくは利上げ見送りに向いてるのかを感じ取るのが大事になってきます。しかも、先ほどもコメントしましたが、期待しているのか、そうでなく警戒しているのかも感じ取ることが必要です。
話はそれてしまいましたが、相場が下がる警戒はしておく時期でしょう。ただし、以前からお伝えしていますように、いずれ白金は大相場を演じると予想しているため、新規売りはせずに〇〇〇〇円台は買い拾いたいと思います。
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