明日、日銀決定会合の結果が出ます。正直、どこまで市場が織り込んだか分かりませんが、0.25%利上げならばネガティブサプライズにはなりにくく、一時的な円高にとどまることでしょう。ドル円のポイントは、昨年12月19日のドル円安値水準です。仮に日銀が現状維持と発表したのならば、ポジティブサプライズになると考えます。つまり、158円までの円安も想定しておくべきでしょう。
これも私の独り言ですが、日銀が現状維持と発表し、予想以上に円安が進んだ場合は、日本政府による円買い介入の可能性もあります。ドル円は、注視しておきましょう。
【大阪金】
大阪金は、やはり本日も反発しました。昨日も述べたように、高値を更新して終えたことで、買い方有利・トレンド形成につながったと考えます。ただし、少々NY市場では過熱感が出ていると感じます。会員サイトでも述べましたが、1月21日の同取組だけで前日比13454枚増加しました。その日は10.5ドル上昇しています。おそらく2月限から4月限へのロールオーバー(限月乗り換え)により大口投機家が買いポジションを増加させたためと考えます。
私の予想では、同筋のネットロングが30万枚を超えたように思えるため、ここからの高値は注意していきたいと思います。しかしながら、今月FOMC(日本時間30日午前4時)で利下げを行わないようならば、円高に動きにくいと考えていることもあり、NY市場が仮に2~3手売られた(下落)場面では、買い拾ってみるのも良いと考えます。
買いを保有した場合は、必ず前日安値を下回って終えたか確認してください。
【大阪白金】
大阪白金は、やはり4700円を維持することができませんでした。以前から指摘していますが、各プラチナ市場の足並みが揃っておりません。ただし、プラチナの軸は、現物価格です。
繰り返しになりますが、プラチナ現物価格は943ドルです。(17時30分時点)NYプラチナ価格は960ドル、大阪白金期近換算値は933ドルとなっています。ちなみに大阪市場は完全に逆ザヤです。そのため、大阪白金期先が売られにくいのも事実です。ここ1~2週間見ますと、プラチナ現物価格は940ドルを維持しております。930ドルでは買い拾われているようにも思えます。しかし、その一方で950ドルを上回ると上値が重くなっているように感じます。
そのことから、狭いレンジでの動きが継続しているように思います。
よって、昨日も述べたように、ここからの突込みは買い拾いとしますが、4700円台は強気せずに利食いを意識していきたいと思います。先週からは逆張りと指摘し、ここからは1月22日ロウソク足の高値・安値を終値ベースで上回ったか・下回ったかを確認しましょう。
その日のロウソク足がキーになりそうです。
【日経225】
日経225は、やはり40000円に乗せてきました。本日の会員サイトで、更にレンジを引き上げました。40000円までは意識されると予想していたため、39400円~40000円レンジとしました。
昨日は、当面買い拾いとお伝えしましたが、明日日銀会合があるため、無理に買わず、日銀会合の結果で仮に日経225が売られる(突っ込んだ)ようならば、買い拾うのが良いでしょう。
ちなみに、本日日経平均株価が39958円で引けたため、PERは15.96倍まで上昇したと考えます。以前にもお伝えしましたが、16倍を上回ると割高感が浮上します。
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