日本時間30日午前4時にFOMCでの発表があります。市場は99.5%据え置きを織り込んでおり、パウエルFRBの記者会見に注目していると考えます。ちなみに、3月は67.6%の確率で据え置き予想です。つまり、タカ派的な発言があれば、この据え置き確率は上昇し、一時的でもドル高・円安に動く可能性があります。反対もしかりです。今年は2回利下げが基本ベースであり、今後の利下げペースが重要になりそうです。
※相場は、点で考えてはいけません。必ず、点を線にすることが重要です。そのためにも、毎日検証です。過去のデータを見ながら検証する必要があります。まずは、なぜ下げたか、なぜ上げたかを分析することが重要であり、それを日記のようにメモしておくのも重要です。
【大阪金】
大阪金は、堅調な動きを見せたものの、終値ベースで前日高値を上回ることができませんでした。ちなみに、昨日の終値が前日と3日間の安値を下回ったため、ここは中立の考えで臨みたいと思います。
昨日のコメントも参照していただきたいのですが、やはり1月27日のNY金40.4ドル安は、大口投機家の手仕舞い売りが出たためと考えます。おそらく、1月22日~24日に買い煽った同筋の決済のように思えます。
このチャートは、昨日も掲載したNY金日足になります。②は、大口投機家が、ネットロングを30万枚以上にした価格帯です。つまり、②の上昇は同筋の新規買いによるものということです。①が1月27日のロウソク足です。この日の取組高は、前日比14517枚減少していました。しかし、翌日切り返したのは、再び同筋が買い直したからだと考えます。
ここで注意すべき点は、大口投機家がネットロングを30万枚以上に増やしていることです。27日のようにまとまった売り物が出てくる可能性もあります。そこは、必ず注意しましょう。そのため、以前からお伝えしているように、高値を一緒になって買う相場ではないと考えます。
よって、会員サイトに掲載したように、レンジ幅をイメージして臨むのが良いでしょう。
ちなみに、NY市場では、未だ2月限から4月限へロールオーバーが行われているようです。このロールオーバーが終了してからが重要と考えます。おそらく、今月いっぱいで終了すると思われます。
【大阪白金】
大阪白金は、やはりレンジ相場継続しております。これだけ狭いレンジになりますと、なかなかトレードしにくいように思えます。
大阪市場では、未だ2000枚ほどの買い指値注文が出ております。大阪白金価格が割高になっていないため、売り向かうプレーヤーがいません。そのため、上値が重い一方で、底堅く推移しているようです。ただし、いずれこのレンジから動き出す日も来ることでしょう。それを察知するのが、前日の高・安と当日の終値です。その3点だけを意識しての、逆張り方針とします。
ちなみに、私の予想では、米国が2月1日に中国の輸入関税を引き上げるかが重要と考えます。中国の春節に追加関税を決定するか注目したいと思います。
【日経225】
日経225は、本日反発しました。昨日も指摘しましたが、2日間で2000円近く下落した相場であるため、当然反発もあり得ます。ただし、27日安値39480円を上回ったため、やはり暴落相場にはなりにくいように思えます。
しかしながら、私の信用している短期トレンドが下向きに変化したため、当面〇〇〇〇〇円~〇〇〇〇〇円レンジを想定した逆張り売り主体で臨むのが良いと考えます。
ちなみに、本日の日経平均空売り比率は、40.1%(前日40.1%)と変化はありませんでした。
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