本日は、東京金が反発しました。直近の高値を更新した格好となりました。〇〇〇〇円で新規売りした後は、本日の新補発会の価格で売りとお伝えしてきました。つまり、本日さらに売りが成立した格好となっております。
昨日のFOMC議事録を受けて、3月利上げ後退がNY金を押し上げた要因となっております。しかも、今までの心理的な上値抵抗の1250ドルを上抜けたことで、テクニカルの買いが入ってきているようです。
さて、売って心配されている方もいらっしゃると思いますので、東京金のコメントをさせていただきます。正直私は、いずれと言い方になりますが、修正安を演じない限りは上値限定と予想しておりました。その価格帯は4480円~4510円どころから、そのような考え方になりました。その理由としましては、仮に3月利上げないとしましても、6・9・12月が残っているため、年3回の利上げが払しょくされたわけではない事、次にNYダウが上昇しているにもかかわらず、NY金が買われている事(これはリスクオンで買われているように思える)、最後に東京金の週足で見た場合、テクニカル面で週足が入っても不思議ではない事。
相場は上げるために下げさせる必要はあります。息の長い相場は、市場に価格をなじませる必要があります。(市場心理)しかも、上がりやすくするように買い方を振るいにかけることもあります(内部要因)
少し言い訳になりますが、FOMC議事録前は市場は3月利上げがあり得ると、利上げの見方が浮上しておりました。つまり、ドル高・NY金安です。ただし、FOMC議事録後は3月利上げの可能性が後退したという事で、ドル安・NY金高と動いております。が、しかし、このように逆相関関係となるようならば、東京金の上値は限定的と考えております。
週足で見ても20週サイクルで動いているように思えます。(19~20週)そうしますと、来週が昨年10月9日の週から20週目になりますので、高値を出し切る可能性があると考えております。売り方針は、継続です。
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