投資家心理が改善しない限り、売り圧力はかかる。17:06

『不確実性』から『不透明性』を嫌気したリスクオフ。

 3月19日のFOMCでトランプ関税による『不確実性』を連発したことで市場が一気に弱気へ傾き、トランプ政権が相互関税を発表したことでどれだけの影響があるのかとの『不透明性』で売りが売りを呼ぶ相場となりました。

 本日は、米雇用統計とパウエルFRB議長の講演があります。私自身、相互関税発表後のパウエルFRB議長の発言に注目しています。ちなみに、市場は今回の相互関税を受け、年内1.00%の利下げを予想しております。

【大阪金】

 大阪金は、軟調に推移しました。昨日、高値から5%の下げがあると予想したように、高値から5.4%一時下げました。繰り返しになりますが、100円~200円下げは相場のノイズ、5%の下げは押し目、10~15%は修正安ということになります。

 どうしてもリスクオフになりますと、金自体にも売り物が出やすくなります。しかも、相互関税を発表したことで、米国財政赤字縮小見通しから利食い売りが出たように思います。ただし、先月FOMCで、バランスシートの縮小を250億ドルから50億ドルに引き下げることから、実際金融緩和継続と判断しており、金のサポート要因になると予想します。

しかしながら、市場が混乱している中で、3月のように上昇するようには思えないため、引き続き静観していこうと思います。

市場マインドが回復しない限り、金とは言え買いが続かないと考えます。

【大阪白金】

 大阪白金は、やはり上値が重い展開になりました。相互関税による世界経済悪化懸念からプラチナ現物価格も950ドルを割り込みました。昨日、4517円から100枚単位の買い指値は、1200枚ほどの成行売りによって、全て吸収され、その後売りが売りを呼ぶ展開となりました。

 本日の大阪白金を見ますと、朝から日本市場売りの勢い継続となり、80枚単位の売り物が断続的に出ていました。完全に負の連鎖となっております。金市場とは異なり、白金市場は買い方に体力がないため、売り物が出やすいのだと考えます。もう一段下落することを意識するしかありません。

ちなみに、プラチナ現物価格は946ドルであり、NYプラチナ価格は943ドルと現物価格より割安になりました。この現象は、投機筋が弱気している現れと考えます。

週明け月曜日の大阪白金市場が重要になります。未だ売り物が出やすい環境であり、マイナス要因に反応しやすいことは否定できません。ただし、私が信頼しているチャートでは、〇〇〇〇円以下から売られすぎの領域です。売られすぎの領域から反発するか、若しくは日柄を掛けて安値更新できずに反発するか、ここは取り敢えずリバンド狙いで引き続き買い拾いとします。しかし、何度もお伝えしますが、もう一段下げても良い資金配分をしておきましょう。

 このような相場に理屈は関係ありません。全面安となっているため、市場マインドが悪化し、完全に悲観相場になっております。値幅で織り込むのか、時間で織り込むのか、イメージしにくいところです。本日の米経済指標が悪化した場合、もう一段安も考えられます。ここまで下落した相場は、当面4月4日の大陰線を否定することはないでしょう。

※昨日も指摘しましたが、投資資金や建玉枚数は、個々の投資家によって異なります。そのため、私のコメントが全て有効とは限りませんので、もう一段下げても買えるだけの余裕を持ちましょう。

【日経225】

 日経225は、やはり売り叩かれました。ただし、ここまで売られるとは思いませんでした。相互関税の影響を受け、日本企業業績の不透明感から売り叩かれていたようです。

日経225は、35000円以上で3分の1売りを考えていましたが、そこまで届かなかったので、一段下げて売りを考えたいと思います。いずれにしても市場マインドが改善しない限り、V字反騰期待はできず、時間が必要と考えます。

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