5月30日に、トランプ大統領はSNSに、『中国はアメリカとの合意を破った』と投稿したことで、米中貿易摩擦が再び厳しくなるとの懸念が浮上しました。ただし、同氏は、今週中にも習近平国家主席と電話会談を行う予定とのことです。
そして、トランプ大統領は、6月4日からアルミニウム・鉄鋼の関税を現行の25%から50%に引き上げると述べたことで、ドル円、株式市場の上値が一気に重くなりました。
トランプ大統領の発言で、市場は一喜一憂しているようです。
今月のドル円は、欧米勢ファンドの中間決算により、円買いポジションに対する巻き戻しに動く可能性があります。
【大阪金】
大阪金は、本日堅調な動きとなりました。やはりリスクに対する金買いが入りやすいようです。
先週末の会員サイトでは、15300円台からは買い拾われやすいと予想し、当然前日安値15348円を下回ればロスカットと考えていましたが、15350円で取引終了したため、15300円台の買い玉維持となりました。ただし、先週末に15264円まで下落したため、ロスカットした方もいたと思います。
繰り返しになりますが、そうなった場合でも常にチャレンジです。仮に15350円で買い、15300円で損決済したとしても、再び15350円を上抜けたら買うといったように、何度も買い直すことが重要と考えます。
〈金の買い手は中央銀行〉
金相場は、世界財政拡張の影響から徐々に上値をトライすることでしょう。ただし、4月に比べ5月はトランプ関税緩和により、上昇一服となりました。ここからが通常の相場です。金の買い手は、各国中央銀行になります。その中央銀行が、高いから見送るといったトレードの仕方はしてきません。つまり、中央銀行が買っている現状で3300ドルが高いという判断にはなりません。
私は、先々週ぐらいから大阪金予想レンジを15300円~15600円で考えてきました。今のところ、そのレンジで動いていますが、いずれ上に放れると予想しています。大阪金で注意するのは、過熱した時のみです。大幅上昇した際は、注意し、利食い優先するのが良いと考えますが、レンジ相場が続いているのならば、突っ込み買い拾うのが良いでしょう。
よって、引き続き15300円~15600円レンジ予想し、基本は買い方針継続です。
【大阪白金】
大阪白金は、かなり売り叩かれました。本日は、中国市場休場ということもあり、買い手不在と米中貿易戦争再来が、上値を重くさせたように思います。
ただし、大阪金でも以前指摘しましたが、1~2%の下げは相場のノイズです。つまり、4800円から4700円までの下げはノイズということになります。5%下げは押し目であり、大阪白金高値4808円からすると、4564円までが押し目ということになります。10~15%下げは修正安です。
〈すべてが重なった下げ〉
さて、意外に弱含んだ大阪白金ですが、先週末も指摘したように、前週高値を先週末終値で上回れなかったため、余計に売り物が出やすかったように思います。しかも、先週末公表にCFTC建玉明細を見ますと、投機筋の買いポジションが前週比9000枚増加したのも、今回の下落につながったと考えます。
基本は買いスタンス継続です。繰り返しになりますが、4700円台で一部利食いし、買いポジションを維持しているため、引き続き突込みは買い拾いと考えます。4650円~4850円レンジを予想していましたが、当面は4600円~4800円に引き下げて考えるのも良いでしょう。
〈NY市場が下げ渋り〉
ちなみに、18時時点のNYプラチナ価格は1052ドル、現物価格は1051.5ドルと、若干NYプラチナが割高になっています。今現在、大阪白金が突っ込んでいるのは、ドル円が143円を割り込んでいるからになります。
【日経225】
日経225は、終始上値の重い展開になりました。円高により上値を重くしたように思います。
本日の会員サイトでは、37500円以下は短期売られすぎであり買い拾いとした一方で、前日安値37720円を上回れないようならば、一旦買い玉決済とお伝えしました。今は、このように相場の動きを見るしかありません。
本日夜間取引に入り、円高が進んでいるにもかかわらず、日経225が37500円前後で推移していることを見ると、売り叩かれにくいようにも思えます。
取り敢えず、本日の米国株式市場の動きを見ながら、戦略を考えたいと思います。
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