東京金は、売り方針とお伝えしておりますが、4450円前後で膠着しております。商売あがったりです。
昨日は、FRBイエレン議長をはじめ複数のFRB高官らが講演を行いましたが、金融政策に関しての言及はなく、フィッシャー副議長がCNBCテレビに出演し、年内残り2回の利上げの想定は「適切だ」と発言したことで、ドル買いが入りましたが、その一方でNY金が売られ、本日若干高で取引終了しました。
本日もFOMCメンバーの要人発言が控えており、金融政策について発言があるため、NY金がどの程度反応するかがポイントになります。下記のグラフを見て下さい。
このグラフは、向かって左がNY金4月限の一代日足チャートになります。右は、中心限月でありますNY金6月限の一代日足チャートになります。
4月限は、取組が3月23日に293995枚まで増加し、いまでは123905枚まで減少しております。6月限は、3月27日現在で238996枚と3月に入ってから急激に増加しております。もちろん、この動きを見ますとファンドの乗り換えが入っていることを表していることでしょう。何を言いたいかと言いますと、乗り換えがどこまで続くかになります。ある程度、ファンドが乗り換え終了するようならば、売られる可能性がありますし、6月限が取組減少しないとしても、4月限の減少で相場(価格自体)が抑えられ、下がりやすくなると予想。しかも、私は正直、ドル円はまだ下げ止まっていないと予想しているため、引き続き売り継続していきます。
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