本日は、夕方外出しますので、13時に更新します。
〈米雇用者の年次推計〉
米労働省は9日、2026年2月に公表する雇用統計の年次改定について、現時点での推計値を公表しました。基準となる25年3月時点の就業者数は91万1000人程度の下方修正になる可能性が高く、雇用の勢いは公表されたよりも大幅に弱かったことになります。その結果を受け、9月FOMCで0.25%利下げ確率は93%、0.5%利下げ確率は7%となっております。(本日午前9時30分ごろ)
〈日銀の動向〉
事情に詳しい複数の環境者によりますと、日銀は新政権の政策をめぐる思惑で神経質な市場の動向を注視しているようです。経済・物価情勢は7月の最新シナリオに沿った動きと判断しており、年内に環境が整う可能性も引き続き視野に入れているようです。
10月にも利上げを行うのではとの見方が浮上しております。
〈地政学リスク〉
イスラエル軍は9日、イスラム組織ハマスの幹部を標的に、カタールの首都ドーハに攻撃を行ったと発表し、ハマスは攻撃でメンバー5人が死亡したと明らかにしました。イスラエルメディアによると、攻撃についてはイスラエル側が米国とカタールに事前に通知したと伝えています。
〈インフレ指標〉
10日21時30分、米卸売物価指数(PPIコア指数)の発表があります。市場予想は、前月比0.3%(前回0.9%)、前年同月比3.5%(同3.7%)になります。翌11日21時30分、米消費者物価指数(CPIコア指数)の発表があります。市場予想は、前月比0.3%(同0.3%)、前年同月比3.1%(同3.1%)になります。
いずれにしても、インフレが落ち着くだろうとの予測になっております。
【大阪金】
大阪金は、堅調に推移しています。地政学リスクで金価格が反発する中、ドル円の上値が重く、大阪白金はマイナス圏で推移しています。(12時50分時点)
先日もお伝えしていますが、FOMC前後がポイントになると考えます。ただし、会員サイトでは短期トレードについてコメントしています。短期トレードとは、FOMCまでの期間を示します。前日安値を意識(ストップロス)した上で、〇〇〇〇〇円以下は短期買い方針としました。
しかし、中・長期で考えている方は、FOMC後の動きを確認してからでも良いと考えます。
【大阪白金】
大阪白金も堅調な動きを見せております。FRBによる利下げ期待や、中国政府による景気刺激策期待などが、プラチナ支援要因になっていると思われます。
だからと言って、高値を買う相場ではないと考えております。数か月間、同じようなことばかりしか言えていませんが、世界的に好景気であるわけでもなく、高値を手放しで買うような状況ではないと考えます。
本日のWPICプラチナレポートでは、1300ドル~1400ドルの価格帯でも需要増見通しを出すのか注目したいと思います。おそらく、10月からは南ア鉱山会社のプラチナ生産量は増加する可能性があると思われます。
いずれにしても、様子見とします。
【日経225】
日経225は、堅調な動きを見せております。本日の会員サイトでは、前日安値を下回って終えた場合はストップロスを前提に、短期買い拾いを提案しました。
相場は、きっかけがなければ、なかなか下げません。そう考えると、少なくとも明日までは、往ったり来たりの相場展開が予想できます。そして、メジャーSQ値が重要になります。
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